検索窓
今日:12 hit、昨日:51 hit、合計:78,862 hit

ページ7





12歳の無一郎くんは、私の肩くらいの身長である。
…なので、こうして並んで町を歩いていると姉弟と
間違われてもおかしくない。




『無一郎くんって、趣味とか好きな物ってある?
…って聞かれても、記憶喪失だから分からないかなぁ』


「…うん、思い出せない」


『だよね〜、』




まずい、会話が続かない…。
何か話題、話題…。


私が悶々(もんもん)と脳内の引き出しから話題を
探していると、無一郎くんがボソッと呟いた。




「……イチョウ」


『えっ?イチョウ、が何?』




聞き返すと、無一郎くんは「えっ?」という感じで
私を見上げた。




「何?」


『いや、今、無一郎くんが言ったんだよ?』


「なんだっけ…よく分からないや」




そう言うと、無一郎くんはこてん…と首を(かし)げた。


か、可愛い…!!とか今はそんなこと
考えてる場合じゃなくて!!!




『…よし!』




もしかしたら、記憶を取り戻すキッカケになるかも
しれない。




『町で散策…は、また今度にして!山に行こう!
イチョウ見に行こう!ねっ!!』




念の為 手汗を(ぬぐ)ってから、再び無一郎くんの
手を握って山の方へと歩き出した。







-年齢設定-

Aちゃん⇒15歳

無一郎くん⇒12歳

蜜璃ちゃん⇒17歳

と、なっています!

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (111 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
987人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

モフ猫 - 無一郎に会ってみたいー。私も無一郎になら誘拐されても許せる。 (6月7日 16時) (レス) @page36 id: f4a3fdd8a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 初コメ失礼します☺️ 無一郎くんの台詞アニメで早く聴きたかったので聴いた時倒れましたw破壊力半端ないですよね!? (5月13日 22時) (レス) @page38 id: f0267deeb3 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - わわ!!わざわざありがとうございます! (2023年5月6日 13時) (レス) @page29 id: 120242e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ……無一郎くんなら、誘拐してくれても全然いいよ!?(共感者求む) (2023年5月5日 19時) (レス) @page25 id: b75e9c1e96 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - 私もむいをおいたい、!((これからも頑張ってください! (2023年5月5日 11時) (レス) @page28 id: 120242e6e5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:海の藻さん | 作成日時:2023年4月26日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。