番外編 . 最終選別 ページ42
・
( 時は遡り、最終選別の時のお話です )
『もー！なんでこんなところで7日間も過ごさなきゃ
いけないのー！！！！』
藤の花が咲き乱れる
『全く…こんなところに可愛くて か弱な女の子を
置いてけぼりなんてありえないんだけど！？』
──13の歳に両親が" 鬼 "に襲われ他界。
死に物狂いで助けを求めた家の主が偶然にも" 育手 "で…。
「女みーっけ」
『ぎゃぁぁぁぁああああああ！！！出たああああ！！！』
木の陰から突如ヌッと出てきた人…いや、" 鬼 "に
パニックになりながらも手に握った刀をブンブンと
振り回しながら逃げる。そりゃあもう、全・速・力で。
「そんな適当に刀振り回しても当たらねぇよ！！！」
『来ないでえええ！変態！！馬鹿！！！阿呆！！！！』
「ほら、もう追いついちまうぞ！！！」
鬼が私に手を伸ばす。
残り3
※3寸=およそ10cm、1寸=およそ3cm
『ぎゃあああああっ！！！！』
石に
「ぐああっ！！！！！！」
一方、鬼は突如 姿を消した私を追い越して
1
そのまま後ろにひっくり返った。
※1丈=およそ3m
『よ、よしっ！今のうちに…』
私は素早く立ち上がり、そそくさとこの場を去った。
私に稽古をつけた" 育手 "の爺ちゃんはこんなことを
言っていた。
「オメーは呼吸こそ
そう言って、ガッハッハッと呑気に笑ってたっけ…。
あ、なんかすんごいムカついてきた。
それで、面白半分で この" 最終選別 "に参加させられて
私はいま死に物狂いで鬼から逃げ回っているのだ。
鬼殺隊に入隊すべく
鬼が閉じ込められている藤襲山で7日間なんとしてでも
生き延びなければならない。
憎き鬼を滅すため。これが最後の入隊試験だ。
『いや、無理だって〜！！！！！』
私の声は
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モフ猫 - 無一郎に会ってみたいー。私も無一郎になら誘拐されても許せる。 (6月7日 16時) (
レス) @page36 id: f4a3fdd8a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 初コメ失礼します☺️ 無一郎くんの台詞アニメで早く聴きたかったので聴いた時倒れましたw破壊力半端ないですよね！？ (5月13日 22時) (レス) @page38 id: f0267deeb3 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - わわ！！わざわざありがとうございます！ (2023年5月6日 13時) (レス) @page29 id: 120242e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ……無一郎くんなら、誘拐してくれても全然いいよ！？(共感者求む) (2023年5月5日 19時) (レス) @page25 id: b75e9c1e96 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - 私もむいをおいたい、！((これからも頑張ってください！ (2023年5月5日 11時) (レス) @page28 id: 120242e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海の藻さん | 作成日時：2023年4月26日 23時
