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「またやってしまったわ…！！」
蜜璃ちゃんは真っ赤になった顔を両手で
……やっぱり、あの定食屋にいたのは蜜璃ちゃんだった。
「恥ずかしいわ…！ねぇ、Aちゃん！
誰にも言わないでちょうだいっ！」
『い、言わないよ…』
蜜璃ちゃんはヤケ食いするかのように目の前に
置かれた大量の甘味を次々と胃の中へ入れる。
…私たちは2軒目の定食屋に来ているのだが、
甘いものは別腹という感じらしい。
そして、気になるのが蜜璃ちゃんの隣に座っている
男の人。首元には蛇が巻き付いており、目が合うと
すごく
蛇に視線を向けないようにした。
『蜜璃ちゃん、お隣にいる方は…』
「あ！紹介するわね！！この方は、蛇柱の伊黒さん！
強くてとても素敵な方なのよ！」
そう言うと、伊黒さんは満更でもなさそうな顔をした。
口元は包帯が巻かれていて見えないけど、多分
微笑んでいる。
「でね、この子はAちゃんっていって
私の同期の子なの！…今はもう鬼殺隊を辞めて
しまったけれど」
伊黒さんは、私と 会話には興味無さそうにひたすら
蕎麦をすする無一郎くんを交互に見つめると
「…時透とはどういう関係なんだ？」
と、眉をひそめた。
『そう言われると…なんでしょう。友達…というか、
うーん……』
私が腕を組んで
「もしかして！」と手を叩いた。
「2人は" 恋仲 "というものなのかしら！」
「違います。僕たちは、これで失礼します」
即答しなくてもいいじゃん……！！！
いつの間にか食べ終えた無一郎くんは
店を出ようとするので私も慌てて追いかける。
『ま、またね！蜜璃ちゃんと い、伊黒さん！！
今度ゆっくりお茶でもしよう！！！』
「またね〜！Aちゃん！！」
「フン……」
…伊黒さん、きっと蜜璃ちゃんのこと好きなんだろうなー
と思いつつ私は無一郎くんを追いかけるように店を出た。
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モフ猫 - 無一郎に会ってみたいー。私も無一郎になら誘拐されても許せる。 (6月7日 16時) (
レス) @page36 id: f4a3fdd8a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 初コメ失礼します☺️ 無一郎くんの台詞アニメで早く聴きたかったので聴いた時倒れましたw破壊力半端ないですよね！？ (5月13日 22時) (レス) @page38 id: f0267deeb3 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - わわ！！わざわざありがとうございます！ (2023年5月6日 13時) (レス) @page29 id: 120242e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ……無一郎くんなら、誘拐してくれても全然いいよ！？(共感者求む) (2023年5月5日 19時) (レス) @page25 id: b75e9c1e96 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - 私もむいをおいたい、！((これからも頑張ってください！ (2023年5月5日 11時) (レス) @page28 id: 120242e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海の藻さん | 作成日時：2023年4月26日 23時
