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『フガッ!!!』




何者かに鼻をつままれ、目が覚めた。
微かに目を開けると、無一郎くんが視界に入った。

早朝なのに、美少年である。




『何〜?無一郎くん。一緒に寝たくなっちゃったぁ?』




再び目を瞑って、無一郎くんに背中を向けるように
寝返りを打つと後ろから

「馬鹿なこと言わないでよ」

と声がした。




『ごめん、用事なら後でにして。もう少し寝かせて』


「もう昼なんだけど」


『え"っ』




体を起こそうとすると、背中に激痛が走ったので
再び私は横たわった。


いつもは無一郎くんの布団を借りて寝ているが、
無一郎くんがいる時は布団がないため床に(じか)
寝ているので翌朝は体の節々(ふしぶし)が悲鳴をあげる。


……布団、買わなきゃな。

と、思いながら再び体をゆっくり起こす。
すると、はらり と私に掛かってる布団が落ちた。


眠っている間に、無一郎くんが掛け布団を譲ってくれた
みたいだ。…優しい!!




「町に行くから、着替えて」


『つまりデートのお誘いってこと?』


「……置いてくから」


『すみませんでした!!!すぐ準備します!!』




既に着替え終わっている…というか、いつ任務が
来ても良いように隊服なんだけど。

準備が終わっている無一郎くんは私の部屋を出ると、
居間の椅子に腰をかけた。




「何?僕のこと見ていなくていいから。早く
着替えたら」




私が無一郎くんの後をつけて居間を覗きに行ったことは
バレバレでした。



捌 . 月が綺麗ですね→←・



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モフ猫 - 無一郎に会ってみたいー。私も無一郎になら誘拐されても許せる。 (6月7日 16時) (レス) @page36 id: f4a3fdd8a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 初コメ失礼します☺️ 無一郎くんの台詞アニメで早く聴きたかったので聴いた時倒れましたw破壊力半端ないですよね!? (5月13日 22時) (レス) @page38 id: f0267deeb3 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - わわ!!わざわざありがとうございます! (2023年5月6日 13時) (レス) @page29 id: 120242e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ……無一郎くんなら、誘拐してくれても全然いいよ!?(共感者求む) (2023年5月5日 19時) (レス) @page25 id: b75e9c1e96 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - 私もむいをおいたい、!((これからも頑張ってください! (2023年5月5日 11時) (レス) @page28 id: 120242e6e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海の藻さん | 作成日時:2023年4月26日 23時

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