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すれ違い ページ18
．
朝起きると
ソファに寝ていて
お腹には毛布がかかっていた。
二宮さんがかけてくれたんだろう。
テーブルには
メモ書き。
【 しばらく仕事なのでこの鍵を使ってください。 】
とだけ書かれていた。
なんか
言ってくれればよかったのに。
このすれ違いの生活が
1週間続いた。
会っても
風呂入るわーとか
言って
前と明らかに違う。
.
ある日を境に二宮さんは帰ってこなくなった。
なんで？
私何かしたかな。
すると
電話が鳴った。
「 はい 。 」
翔 『 ごめんねAちゃん。櫻井です。』
「 あ、櫻井さんどうしました？」
翔 『 ちょうどお昼時だし一緒にランチ行かない？ 』
「 … 。 」
そっか、もうお昼。
しかも今日は休日。
「 私でよければぜひ。」
じゃあ、ニノの家の下まで車で行くよと
言われ
電話を切った。
なんで櫻井さんは
私のこと誘ったんだろう。
そう思いつつ
あのぶつかった日から
とても経ったということを
思いさせるクローゼットを
開いた。
.
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作者名：Sakura . | 作成日時：2016年9月1日 13時
