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今日はほとんどの授業が 先生の自己紹介やらシラバスを見ながらの説明やらで授業らしい授業はしていない。
午後4時半 、 一気に校内はざわざわする。
そして、スポーツウェアやらテニスラケットやらを身につけた人達で溢れかえる。
そう、サークルへの新入生勧誘の時間。
わたしはそもそも何のサークルにも入らずバイトを見つけ、それに専念しようと心に決めていたため今日はこのまま帰りたいのだが。
外に出たのはいいものの、あまりの人の数に、動けずにいた。
ちなみにスニョンくんは3コマ目からは別だったため、わたしは今一人。
イヤホンをつけたわたしにチラシを配る手に軽く頭を下げ、何も受け取らずになんとかして人の波の間を抜けていく。
…そういや、スニョンくんはダンスサークルに入るって言ってたっけ。
ここのダンスサークル、確か強いんじゃないっけ…？ここの学生じゃなくても、この大学を知ってる人なら誰でも知っているくらいここのダンスサークルは強豪だった気がする。
地元じゃない、わたしさえも知っていた。
すごいな、スニョンくんってどんなダンスをするんだろう。
ぼやぼやと彼のことを考えながら歩いていると、もうすぐ校門を出る。
よかった、ようやく …
『わっ…』
突然何かにぶつかられ、思わずよろける。
ぶつかった左肩をおさえながらそちらのほうを見たわたしは、思わず えっ と声を出した。
たくさんの女性に囲まれながら、どこか懐かしい愛想笑いを浮かべた一人の男性。
その中性的な、人目を惹き付けるような美しさ 。
ふと彼が、こちらを見る。
ばちっと視線が交わり、はっとした表情をした彼は
周りの女性達にぺこぺこと頭を下げながら、こちらへ向かってくる。
一瞬、高校時代に目の前の彼の隣でいつも笑っていた幼馴染を思い出した。
「Aちゃん、だよね？ひさしぶり」
『おひさしぶりです…ジョンハン先輩』
わたしの右手には、自ら取ったイヤホンだけが握られていた。
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ヨカ(プロフ) - naginaoさん» ありがとうございます！！わたし自身こういうスニョンくんが好きで早く付き合いたいな(早く付き合いたいな)と思いながら書いております…これからも楽しんでいただけるよう、頑張っていきます！ (2020年11月6日 21時) (
レス) id: 98bae9aaa0 (このIDを非表示/違反報告)
naginao(プロフ) - スニョンくんがどタイプすぎて凄くきゅんきゅんします。更新、作者様のペースで頑張ってください!応援してます! (2020年11月6日 19時) (レス) id: 75fb9f73cf (このIDを非表示/違反報告)
ヨカ(プロフ) - あのさん» ありがとうございます…！今後もかっこよくて少し不慣れなスニョンくんをお届けできたらなと思っておりますので、何卒よろしくお願いします(*´`) (2020年11月3日 11時) (レス) id: 98bae9aaa0 (このIDを非表示/違反報告)
あの(プロフ) - すにょんくんがかっこよくてすんごいときめいてます、、、更新ありがとうございます！ (2020年11月3日 8時) (レス) id: b801a6e004 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨカ | 作成日時：2020年10月27日 21時
