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2コマ目の講義も終わり、お昼休み。
何を食べよう。とりあえず、講義室から出ようとイヤホンを耳へ差し込もうとした。
「Aちゃん、今から昼飯？」
『うん、そうだよ。どうしたの？』
「今から俺食堂で友達と食べるんだけど、Aちゃんも一緒にどう？」
『へ…？わたしも？』
耳に伸びかけた手を止める。
大学で友達とよべるくらい話せるのはスニョンくんだけ。
一人で食べるのもいいけれど、たまには何人かで食べるのもありかな…。
『うん、ぜひ。迷惑じゃないなら』
「迷惑なわけない！アイツらも喜ぶと思う！」
自信満々に答えるスニョンくん。
これをきっかけに、友達が増えればいいなあ。
「じゃあ、そうと決まったことだし！
行こう！俺もう腹ペコペコ…」
げんなりとした表情のまま講義室を出るスニョンくんの後ろを着いて、食堂へ迎う。
今日は、何を食べよう。
ぐるる、と鳴るお腹に 控えめに手を添えた。
・
食堂に着くと、時間も時間なので沢山の人で溢れていた。
スニョンくんのお友達は2人来るらしいから、4人がけの席を確保する。
『ここ離れちゃったら誰かに取られるかもね、お友達が来るまでここで待ってようか？』
荷物を置いて場所取りをすることも考えたが、もしものためにそれはやめておいた。
わたしが腰を下ろした席の向かい側に、スニョンくんが座る。
『あ、』
ふとスニョンくん越しに、見覚えのある人物が、二人。
『オッパ…』
そこには、ユジン先輩と肩を並べて歩くオッパの姿。
そりゃそうだよね、オッパもここに来るよね。……当たり前。
自然と、溜息が出た。
元の関係戻ろうと決意したものの、やはりまだ慣れないその光景に胸が痛む。
「あ、また」
ふと、スニョンくんがそう呟いた。
『え？』
「また、溜息ついた。Aちゃん」
『う…ごめん』
咄嗟に、謝罪の言葉が出る。
「いや、謝ることじゃない！
…けど、授業中もそんな調子だったから」
謝るわたしに、慌てた様子の彼。
「何か嫌なことがあったのかなって。
ちょっと、気になってただけ」
だんだんと小さくなる声。けれどハッキリと耳に届いたその言葉になぜか胸が打つ。
「話くらい、いつでも聞くよ」
『うん、ありがとう』
わたしがそう言うと、彼は満足そうに笑顔をみせた。
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ヨカ(プロフ) - naginaoさん» ありがとうございます！！わたし自身こういうスニョンくんが好きで早く付き合いたいな(早く付き合いたいな)と思いながら書いております…これからも楽しんでいただけるよう、頑張っていきます！ (2020年11月6日 21時) (
レス) id: 98bae9aaa0 (このIDを非表示/違反報告)
naginao(プロフ) - スニョンくんがどタイプすぎて凄くきゅんきゅんします。更新、作者様のペースで頑張ってください!応援してます! (2020年11月6日 19時) (レス) id: 75fb9f73cf (このIDを非表示/違反報告)
ヨカ(プロフ) - あのさん» ありがとうございます…！今後もかっこよくて少し不慣れなスニョンくんをお届けできたらなと思っておりますので、何卒よろしくお願いします(*´`) (2020年11月3日 11時) (レス) id: 98bae9aaa0 (このIDを非表示/違反報告)
あの(プロフ) - すにょんくんがかっこよくてすんごいときめいてます、、、更新ありがとうございます！ (2020年11月3日 8時) (レス) id: b801a6e004 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨカ | 作成日時：2020年10月27日 21時
