006. トモダチ以上コイビト未満 - 6 ページ6
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―――― 目を覚ますと、私は彼の
腕の中に包まれていた。
「 …りゅうや？ 」
「 ふふ、起きたんだ 」
龍也がとろんとした目で、やさしく笑った。
いつも決めて整えている髪は、
ゆるく乱れていて龍也の左目を
隠していた。
「 …鍵。渡しておくから 」
龍也が微笑んだ表情のままそう言った。
今度の龍也の言葉の意味は、
さすがの私にもわかる。
「 ずっとこうしていていい、ってことだよね 」
「 じゃー、明日の朝までこうしてよっか 」
悪戯めいた顔でそう言った龍也は、
私を返して覆いかぶさり顔を近づける。
「 何回できるだろうね？ 」
ばか、私は笑った。
本気だよ、龍也も笑った。
「 じゃあ…早速朝から、シちゃう？ 」
珍しく朝から誘ってみると、龍也は
一瞬驚いた顔をしたあと、大人びた
表情になった。
「 言ったからには、止めないから 」
覚悟しとけよ、そんな龍也と一緒になって、
白いシーツの海に堕ちていった。
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読んで下さり有り難う御座います！
作者のももちですp(^_^)q
1作目は Travis Japan の 七五三掛龍也くん
をメインに、ちょっぴり…いやだいぶ大人な
お話を書かせて頂きました！
裏話的に言いますと、この小説を開いた
ときの最初の文？説明文？の部分は、
このお話でのAさんをテーマというか
意識して書きました。なので話の流れで
初っ端からちょっとあれなお話ですｗｗ
カラダだけの関係って意味わかりますかね(
フラグはこの程度じゃ立ちませんよね？！(
考えて自重しながら表現してみました(笑)。
つぎはキンプリの誰かさんが出てきます。
どんなお話かはお楽しみに！(^_^)/〜〜〜
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作者名：ももち | 作成日時：2015年8月29日 18時
