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あなたside
着信が来ていたから折り返し電話をかける
prrrrrrrrrt……
「もしもしっ？どうしたの」
吉「LINE見てないの？今、お前の家の前に来たんだけど」
「私の家！？なんで私の家知ってんの！」
吉「先生が教えてくれた。ペナルティーでお前の家にプリント届けてこいって」
なんなの、そのペナルティー。それよりやばい。だって家バレたら…西島さんと一緒に住んでることバレてちゃう
どうする。。頭をフル回転
吉「もしもし、聞こえてる？今から部屋番号押すからオートロック開けて」
「ぁぁあ！！私がそっち行くから、そこにいて！！動かないで！！」
吉「いやいいって。風邪ひいてんだろ」
「さっき良くなったからもう大丈夫。今からすぐ行くから待ってて」
電話をブチッと切り、急いで外で出歩ける格好に着替える
「どーして、、。もぅう！！よしっ、これでいい」
あいつのところに行く
マンションを出ると壁に寄れかかっている
「プリント…？どれ？」
吉「びっくりしたっ……お前、すんごいところ住んでんだね」
「あははっ……(苦笑)」
そりゃあ、あの西島さんが住んでいるところだからね
私もいくらか知らないけど、噂ではここのタワーマンション家賃3ケタらしい(？)
吉「金持ちだったとはなぁー」
「別にそんなんじゃないよ…」
吉「プリント、はい」
「あ、ありがとう。わざわざ…」
吉「おう。…それとこれ、差し入れ」
照れくさそうに
コンビニのビニール袋を渡され、中身を見ると
私が好きなプリンが3つ入っていた
「わぁあ！！ありがとうっ(笑)しかも、3つも！」
吉「これ食べて元気になれ」
「本当にありがとっ」
なんだ優しいところあるじゃん
吉「なんか元気そうな顔見れて良かったわ。ちゃんと明日は学校来いよ」
「うん」
吉「じゃあな、A」
え、今私の事"お前"じゃなくて名前で呼んだ？
そのことには何も触れず、そっちがそう来るなら
私も……
「じゃあね…北人」
吉「ほく、ほくっ……北人！？」
後ろの電柱にぶつかりそのまま動揺しながら帰っていった
「あれ…私おかしかった…？」
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みみ - yurioda121さん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (2020年4月18日 18時) (
レス) id: 8adab42a61 (このIDを非表示/違反報告)
yurioda121(プロフ) - こういう感じの雰囲気、めっちゃ好きです。ハマっちゃいます！ (2020年4月18日 18時) (レス) id: 34d4922516 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみ | 作成日時：2020年4月17日 23時
