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あなたside
「いいなぁ〜。あんなにモテちゃってさ、人生モテたことしかないんだろうな、あいつ」
桃「いや、その人生モテたことしかない人から好かれてるんだよ…？」
「んぅ？なんか言った！？」
桃「んーん、なんでもないっ。鈍感すぎるの
逆に尊敬するわ」
女子にきゃーきゃー言われているあいつの方を向くと
男子たちと何も気にせずふざけあっている
もう、黄色い歓声にも慣れたんだろう
吉「どうした？」
「ぁ、いや。別に…」
ふーん、あっそ。みたいな顔してまた男子たちとふざけ始めた
《LINEの通知音》
LINEの通知が鳴り、スマホを開くと
西「今日は早く帰れるから、夜ご飯お願いねっ」
西島さんからのLINEだった。
なんか、夫婦みたいな感覚が味わえるこのLINEの会話なんなの
「うふっ(笑)」
桃「どーして、そんなにスマホ画面にニヤニヤできるんですかぁ！？」
「…幸せだなぁ…っ。」
桃「Aもしかして、好きな人でもいんの！？え、ちょっ誰なの！教えなさい！」
「これは絶対ダメなんだってぇ！」
桃から逃げるために教室中をグルグル逃げ回る
「やーだぁあ！！(笑)」
桃「見ーせろっ！！」
逃げてる先にあいつがいたから、とりあえずその後ろに隠れた
すると、ふわっと香る優しい柔軟剤の匂い
ものすごくいい匂い……。
その時、心臓がドキドキした
「この匂い、すんごい好き」
吉「勝手に匂い嗅ぐなよっ！！」
「だって匂ってきたんだもん」
すると、まだ教室の外であいつのこと見ていた女子たちが
女子「なにあの人、、めっちゃ可愛い。もしかして
北人先輩のこと好きなのかなっ」
「いや、！！そんなんじゃないからっ！」
声が聞こえてきたから即答で否定した
その時はまだ知らなかった、あいつが横で寂しそうな顔をしていたとは。
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みみ - yurioda121さん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (2020年4月18日 18時) (
レス) id: 8adab42a61 (このIDを非表示/違反報告)
yurioda121(プロフ) - こういう感じの雰囲気、めっちゃ好きです。ハマっちゃいます！ (2020年4月18日 18時) (レス) id: 34d4922516 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみ | 作成日時：2020年4月17日 23時
