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「A〜〜、帰るよ」

ぼーっとしているといつの間にホームルームは終わっていて夏音が目の前で呆れたように腕組みをしている。

「もう終わってたの〜?ごめんごめん」



それから放課後になっても蒸し暑くてセミの鳴き声がイライラする帰路(キロ)を歩く。


「今日も愛莉ちゃん煩かったね〜Aイライラしてたっしょ」

「それな〜?祐基くんが可哀想!!!」


とか言って祐基くんもあんなブリブリぶりっ子が好きだったりして、なんて心底思ってたりしなくもない。
空を見上げると既に落ちそうな夕日が当たりを綺麗なオレンジ色に染める。オレンジより赤が好きだなぁ、なんて訳の分からないことを思いながら「寄り道があるから」と言って夏音と別れた。

特に用事がある訳じゃ無かったけど何となく、何処か日が暮れるまで時間を潰したかった。

ー→←始讐と切欠



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ゆうか(プロフ) - とても面白かったです🌟それと、ルームシェアのしょうせつを読みたいんですが、パスワードとはなんですか…? (2021年12月31日 1時) (レス) id: 9fd1320a86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぎょ | 作成日時:2019年10月27日 22時

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