いとこの渡辺くんに婚約申し込まれまして。[青]

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家帰ってからもっかいレポートに向き合う。



･･･ けど、まっっっっったく集中出来ん。




さっきの翔太がチラついてしゃあない。



『もぉ〜〜〜〜〜〜〜…！！』



机に項垂れて、頭を抱える。



なんでこんな翔太ばっかりやねん。





いつもとちゃう翔太見たからや、絶対そう。うん。




そう思い込んでもう一度レポートに集中を向けた。






気づいたら時間は翔太が帰る時間を過ぎとって、パソコンの電源切って、部屋から出ようと扉を開けたら反対側からゴンッと鈍い音がして、音がした方を向いたら翔太が頭抱えて座り込んどった。



『えっ、翔太！？』

渡「ってぇ･･･ 急に開けんなよ、」

『いや、前におると思わんくて、大丈夫？』



額を手で抑えて、しゃがみこむ翔太と同じ体制になって、抑えてる手を退かしてみる。


『うわぁ、赤なってるわ、ごめんな〜』

渡「 ･･･っ、」

『翔太？』



なんも言わん翔太が気になって顔を見ると、顔も真っ赤になってて。


『かお、赤いで、熱？』

渡「･･･、ちげぇわ、いいから、早く下行け」



パッと立ち上がって足早にその場から私を置いて去ってしまった。




いや、なに、どゆこと？？？？？

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