いとこの渡辺くんに婚約申し込まれまして。[青]

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少し時間が経って、2階へ降りると翔太は寝癖を立てたまんま朝ごはんを食べてた。



いや、治してへんのかい。




おばさんと翔太の妹ちゃんにもおはようと挨拶をして、私も食卓に腰をおろした。




一応翔太にも『おはよう』と言うと、「ん、」とだけ返事が来た。



もぐもぐしながらやったからおはよう返されへんのは分かるけど、不覚にも可愛いって思ってもうた…




今日は何をする訳もなくゆっくり。



翔太は仕事があるみたいで、昼から出ていった。




私は、レポート全然終わってへんし、やらなあかんけど、全くやる気出やん。



ベットに寝転んでボーっとしとったら誰かから連絡が来る音がした。




今家いる?
おるけどどないしたん?
俺の部屋に青のシューズケースない?
ちょぉ、待ってや。部屋入るでー?
うん、多分机の上にあると思うんだけど



翔太の部屋、翔太のへや…



あ、ここか。



あ、ほんまや。机の上にあるわ。



あったあった!

悪いんだけどさ、今から住所送るからそこ持ってきてくんない?
んーおっけ。
また着いたら連絡して。




これって、結構大事なもんなんかな。


とりあえず当たり障りのない軽いメイクをして、服着替えて送られた住所に向けて家を出た。

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