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story.11 ページ13
ヒ「....で？彼女とは何かあったの？」
ニヤニヤした顔でヒロトが聞いてくる。
「な、別に何も無い！」
リ「あはは、怪しい！」
「さっき言っただろう....彼女は読書仲間だ。」
ヒ「朝に焦って図書館に駆け込んでたのも彼女の為？」
「な、違.....」
正直、違くない。
「.......兎に角、彼女とは何も無いんだ。」
晴「っは、此奴に女が出来たら、笑えるな」
「五月蝿い。」
これは恋ではない。恋の味など知らないが、何度も本を読んでいるからある程度分かる。
今まで読んだ本から考えても、彼女に恋をしているのではない、はずだ。
では、なんだろう。
私は彼女に
「(興味がある？)」
その表現が一番しっくりきた。
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作者名：撫子 | 作成日時：2017年5月16日 23時
