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story.9 ページ11

時計を見るともうすぐで朝礼が始まる時間だった。


「おい、朝礼が始まるぞ」


少しの静寂。


『....私は行かないわ。』


彼女は俯いて言う。


「それは、何故」


『行く必要が無いからよ。』


彼女はにっこりと笑顔を浮かべていた。


それまで彼女は授業をサボるタイプとは思えなかったので、少し驚いた。


とは言え、私は授業をサボる理由にはいかなかったので、教室に行くことにした。


彼女は私が図書館から出るのを見送ったが、私が図書館から出た時、彼女はどんな顔をしていたのだろうか。

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設定タグ：イナイレ , 涼野風介   
作品のジャンル：アニメ
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作者名：撫子 | 作成日時：2017年5月16日 23時

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