Episode40直人 ページ42
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「ははっ、じょーだん！」
「も、もう…」
私は高鳴る鼓動を隠すのに必死だった。
「俺たち明後日から大阪でツアーだからさ、１週間帰ってこれないの」
私の横に手をついている直人さんに見下ろされる
「あっ…もう明後日なんですね…」
時間の流れってはやい…
というか
この状態で日常会話するのって
凄い違和感あるんですけど……
「そ、もちろん臣も帰ってこれないよ？」
「何でそこで登坂さんが出てくるんですか！」
「……好きなんじゃないの？」
「えっな、違います…！仕事上の…んっ…！？」
力任せに唇が塞がれて目を閉じる暇もなく、気付けば直人さんは何事も無かったかのように私から離れて座席に座り直しシートベルトを閉めた。
なんだ…今の一瞬の出来事…
夢？これは夢？
「少なくとも、
臣はそうは思ってないと思うよ」
そんな馬鹿な考えは直人さんの言葉によって現実に連れ戻された。
「直人さんあのそれは…」
「も〜はやく降りてくれないと
連れて帰っちゃうぞ？(笑)」
「は、はいっ！」
素早く起き上がり、車の扉を急いで開けると
「そんなに急がれると傷付いちゃう(笑)」
「えっ！？」
「なんでもないよ！Good night〜」
私に向かって手をひらひらっと振ってくれていてそれに頭を下げると車が動き出した。
「ジェシーを使うなんてずるすぎるよ……ふふーーあぁだめだ、顔がニヤけてる。」
ダメだダメだ。
スクリーンに映る彼にあんなことを言われればなんて、そんな妄想をしながら顔を緩めながらエレベーターをあがり扉が開くと部屋の前に登坂さんの姿があった。
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詩織(プロフ) - まみさん» コメントありがとうございます！自己満足で書いてたのでそう言ってもらえたらとても励みになります！嬉しいです☆彡少しでも楽しんでいただけるように更新頑張りますd('∀'*) (2017年10月5日 18時) (
レス) id: 8bb8fc8025 (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - 作品読みました(^^)はまっちゃいましたー！！(^^)大好きです(^^)更新頑張って下さい！ (2017年10月4日 20時) (レス) id: b7ed6c2c59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩織 | 作成日時：2017年10月1日 15時
