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大貴と一緒に グラウンドまで戻り 、
やったの思いで バトンを次の人に渡すことが出来た。
『 … 、 はや 、 …早いよっ 、 …大貴 、 』
「 どうせなら負けたくねーじゃん? 」
必死に息を整えながら 立っているのが精一杯のわたしと
顔色一つ変えない大貴と。
「 お前 、 相変わらずおせーな 、 走り 」
『 …大貴が早すぎるんでしょ 、? 』
このまま時が止まればいいのに。
…喧嘩なんてしたことも忘れて 前みたいに 、
話せたらいいのに。
「 ……風邪 、 引くなよな 」
大貴も 何かを思い出したのか 少し気まずそうな顔をして
ポンっとわたしの頭に手を置いた後 、
自分が着ていたパーカーをそっと肩に掛けて
そのまま歩いて行ってしまった。
『 …え 、 ちょ 、 大貴っ?! 』
もちろん わたしの声は届かないまま 、
振り返ることもなかった。
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名取有颯@年中dr期(プロフ) - 失礼します .. ! この 作品 の 大貴くん ものすごく 私 の 好み で つい コ メ ン ト させて いただきます ! 他 も 愛琉さん の 作品 を 愛読させて いただいて いるのですが 、お話 の 雰囲気 が 可愛くて 大好きです ! 更新 頑張ってください ! (2019年9月30日 20時) (レス) id: ac0bcb4ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛 琉 . | 作成日時:2019年9月13日 14時