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〈 Aちゃん 、 行こっか? 〉
午後からの授業も終わり 帰る支度をしていると 、
山田くんが 席まで来てくれた。
《 山田 、 Aのこと頼んだよ〜 》
なんだかんだ言いながらも 芽衣も 山田くんと仲良くて
そんなことを言いながら 肩をパシッと叩いた。
〈 …ん 、 任せて
んじゃ 行こっか? 〉
芽衣に 挨拶をして 今日もまた 、 山田くんと一緒に
並んで歩く校内。
〔 …あれれ〜 、?
昨日の人たちだ 〕
突然 、 声をかけられて 立ち止まれば 、
…大貴の彼女のマドンナさん。
〔 何処かで見たことあるなぁ 、 って思ってたら
雄也の後輩だよね? きみ 、 〕
そう言って 山田くんに 近付く先輩。
〈 …だったら なんだって言うんですか?
それに 距離近いです。 離れてくれません? 〉
〔 別に! これといって何かあるわけじゃないんだけど 、
思い出したから 声をかけただけ! 〕
〈 ……行こ 、 Aちゃん 〉
そう言って グィッと腕を引っ張られる。
横を 通り過ぎようとした瞬間 、 先輩が低い声で
呟いたのがわかった。
" ムカつく " って。 そう ただ一言だったけれど 、
なんだか 身震いして わたしは 足早にその場を去った。
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名取有颯@年中dr期(プロフ) - 失礼します .. ! この 作品 の 大貴くん ものすごく 私 の 好み で つい コ メ ン ト させて いただきます ! 他 も 愛琉さん の 作品 を 愛読させて いただいて いるのですが 、お話 の 雰囲気 が 可愛くて 大好きです ! 更新 頑張ってください ! (2019年9月30日 20時) (レス) id: ac0bcb4ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛 琉 . | 作成日時:2019年9月13日 14時