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放課後になり 芽衣と 山田くんと並んで歩く帰り道。
さっきのことは 気にしていないって言えば 嘘になるけれど
山田くんから聞いたみたいで 、 事情を知った 芽衣と
山田くんが わたしの周りを囲むように守ってくれて。
《 カラオケ楽しみだね〜♪ 》
『 そうだね！ 』
いつまでも くじけてなんていられないって 、
明るく振舞っていたけれど 、 山田くんにはお見通しみたい
〈 …平気？ Aちゃん 、 〉
『 大丈夫…！ 』
〈 あんまり 無理しないでね 〉
ボソッと耳元で山田くんがそう呟くから静かに頷く。
カラオケに着いて 飲み物を頼んだり 歌を歌って 、
楽しい時間は あっという間に過ぎる。
《 ねぇ 、 山田 帰り Aのこと送ってもらえる？ 》
〈 始めからそのつもり 〉
芽衣も山田くんも 歌が上手くて 、
楽しかったなぁ 、 なんて思っていると 不意に 芽衣が
そう呟くから 慌てて 輪に入った。
『 …いやいや！ そんなの申し訳ないから 、 』
〈 いいよ 、 俺今日 こっちの方出るのわかってたから 、
自転車で来てるしさ 〉
《 今日は わたしのわがまま聞いて？
有岡と Aの家近いしさ 、 何かあったら嫌なの 》
そこまで 芽衣が言うなんて 珍しくって 、
ちらりと 山田くんを見れば 優しく微笑まれて。
〈 迷惑とか思ってないしさ 、
俺 、 Aちゃんと帰るの楽しいから好きだし 、
送らせてよ？ 〉
『 ……わかった 、 ごめんね 』
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名取有颯@年中dr期(プロフ) - 失礼します .. ! この 作品 の 大貴くん ものすごく 私 の 好み で つい ｺ ﾒ ﾝ ﾄ させて いただきます ! 他 も 愛琉さん の 作品 を 愛読させて いただいて いるのですが 、お話 の 雰囲気 が 可愛くて 大好きです ! 更新 頑張ってください ! (2019年9月30日 20時) (
レス) id: ac0bcb4ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛 琉 . | 作成日時：2019年9月13日 14時
