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きっと 、 わたしにとって 大貴は今も 、 昔も変わらずに
初恋の人であるけれど。
____ 初恋は実らない って ホントだったんだね 、
〈 …Aちゃん 、? 〉
『 ねぇ 、 山田くん。
…こんなこと言うのは ズルイかもしれないけど 、
今だけ ちょっと側に居てくれないかな 、? 』
山田くんは 静かに頷いて そっとわたしの頭を撫でて
側に居てくれた。
この涙と一緒に 大貴への思いも消えてくれればいいのに。
そしたら こんなにも 苦しくて 悲しい気持ちにも 、
ならなかったかもしれないのに。
〈 …大ちゃんの代わりでもいいからさ 、
俺にしなよ。
俺なら きっと 、 Aちゃんを泣かせたりしない 〉
どうして 、 わたしは 山田くんを好きになれないんだろう。
『 ……だめ 、 だよ…っ 、
山田くんのことを そんな風に 、 …出来ない 』
多分それは 、 山田くんがとっても良い人で 、
わたしのことをすごく思ってくれているのが
伝わってくるから。 いい加減な気持ちで見れないのかも
しれないね。
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名取有颯@年中dr期(プロフ) - 失礼します .. ! この 作品 の 大貴くん ものすごく 私 の 好み で つい コ メ ン ト させて いただきます ! 他 も 愛琉さん の 作品 を 愛読させて いただいて いるのですが 、お話 の 雰囲気 が 可愛くて 大好きです ! 更新 頑張ってください ! (2019年9月30日 20時) (レス) id: ac0bcb4ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛 琉 . | 作成日時:2019年9月13日 14時