55愛してる愛してる愛してる ページ16
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「違うわ蘭丸！ロッキーは何も悪くないのっ、悪いのは私…私だから…ごめん、ごめんね蘭丸…」
「姉さん俺は」
「お願い蘭丸…もう争い事はやめて…これ以上ロッキーに酷いことはしないで！！」
私は蘭丸の言葉を遮って
必死に思いをぶちまけた。
「なんであいつの事ばっかり庇うんだよ！俺が一番正しいだろう！？姉さん……なんでだよ？あいつがかわりに連れていかれてればずっと傍にいれたんだよ…」
蘭丸はこんな事をいう子じゃない。
ロッキーや私のことを誰よりも愛し尊敬していた、こうさせてしまったのも全部私のせいだ。
ーーー他の誰も、悪く無い。
「そうでしょ姉さん？
あいつさえ居なければっっ！！！！」
蘭丸は気が狂ったように叫んで、ついには、抵抗できない私の上に馬乗りになって私の顔を殴った。
「…いっ…！」
「姉さんは全部…俺のだ、昔も今も、
ずっとずっと、ーーーアイシテル。」
蘭丸は痛むAの顔に顔を近付け、切れて血が滲む唇を自分の舌でべろっと一回舐め上げ、そのまま細い首を撫で続ける。
「蘭丸お願い…やめて、…離して」
弱々しく口を開くA。
「だから、姉さんの全てを俺にくれないか？」
蘭丸はもはや聞く耳も持たず、
自身を制御出来ずにAに触れはじめた。
「らん…まるっ…！」
酷く醜く壊れきった彼の心は
もはや手遅れに近かった。
異常だった。
彼をここまでにしたのも私だ、
ーーー全部私のせいだ。
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詩織(プロフ) - 純白な天使さん» すげー面白いだなんて嬉しすぎます！笑 有難う御座います！頑張ってお話まとめて更新しますね(*´∀`)♪コメント嬉しいです！有難うございます！ (2017年10月22日 20時) (
レス) id: 8bb8fc8025 (このIDを非表示/違反報告)
純白な天使 - すげー面白い！続きが気になって仕方がありません！！更新待ってます！ (2017年10月22日 0時) (レス) id: 4203201650 (このIDを非表示/違反報告)
詩織(プロフ) - 橙色唇王子の虜さん» コメント有難うございます＞＜！とっても面白いだなんて言って頂けて大変嬉しくおもいます！需要があってよかったです☆彡お身体の心配も有難うございます！楽しんでもらえるようにこれからも頑張りますので宜しく御願いします(*´ω`*) (2017年10月19日 7時) (レス) id: 8bb8fc8025 (このIDを非表示/違反報告)
橙色唇王子の虜(プロフ) - とっても面白いです！！体調にお気を付けて更新頑張ってください！ (2017年10月18日 19時) (レス) id: 46cd618f46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩織 | 作成日時：2017年10月12日 9時
