君がくれたもの 2

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ツ「ただいま〜」

そ「あ、みっくん今から行くよ」

ツ「どこにー？」

そ「スタジオ」

俺達は曲を作った。

アバみ。

2ヶ月後のu-fesで歌う事になったから素人の俺達は少しでも時間があるとスタジオに行くようにしている。

ツ「先行ってよ〜直帰したのに…」

そ「ごめんって」


3時間の練習を終えて遅めの夜飯。

そらとサシで食べるのは久々だ。

そ「ねぇみっくん」

ツ「んー？」

そ「俺映画やりたいんだよね」

映画…？

ツ「映画って？」

そ「1から作るの。

脚本も書いてもらってカメラマンもロケ地も全部自分達で見つけて」

ツ「ふーん、面白そうじゃん」

そらは時々ぶっ飛んだ事を言い始める。

でも今回は楽しそうだ。

そ「まだみっくんにしか言ってないけど…」


「映画やるとしたらu-fes終わってから少しの間休止かなって思ってる」


2回目の休止。

前回はたまたまうまくいっただけで今回は上手くいくかわからない。

そ「もちろん映画だけじゃなくて色々レベルアップしたいなって」

「家だってもっと大きな所に引っ越したら夜中でもいつでも撮影出来るじゃん？」

…確かに今のままじゃ強制退去ルート。

ツ「u-fes終わってからだよね？」

そ「もちろん」



家に帰ってえいちゃんとりっくんにその旨を伝えると意外な事に2人とも大賛成。

エ「アバンティーズといえば ドラマ 映画 みたいな感じじゃん？」

リ「いやそれ目指してるだけで言われてないからね笑」

そ「え、じゃあいいの？映画作って」

エ「いいじゃん楽しそう、やろう」


それから俺達はu-fesまで2ヶ月間映画について練りに練りまくって

なんとか下準備を終えることが出来た。

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