ｊｕｍｐくんと愛されｇｉｒｌ . (ページ16)

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撮影現場＊八乙女光ページ16

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＊ Hikaru Side .

「こりゃまた Aが好きそうな飲み物が、

ずらーりと。笑」

『美味しそうだし、カフェもお洒落だし、

すごいね！』

今 PVの撮影で Aとカフェに来ている。

プライベートであんまりこういうところに来ることは

ないからちょっと新鮮だし、

何より Aが嬉しそうで良かった。

「 …えーっと、これとこれと、お願いします」

注文をして向かい合って座る俺とA。

いつもメンバーとわちゃわちゃとしていることが多いし

２人で向かい合って座ることなんてあったかな、

なんて考えていると Aが嬉しそうに微笑んだ。

「どうしたの、嬉しそうじゃん」

『ドリンク来たな～って思って！笑』

そう言って笑うA。

そして運ばれて来たドリンクを見て固まる俺。

「 …なんでストロー１つ？」

頭の中は？でいっぱいで。

可愛いらしいパステルピンクと黄色を意味する

このストローはおそらくメンバーカラーで。

『 …２人で飲むってことなのかな？』

俺も多分そうだと思うけど、

まさかとは思い振り返ってスタッフさんに確認すると

頷かれた。すなわちそれで合っているってことで。

「嫌じゃない？」

『どうしてよ！楽しそう！』

なんて。当の本人はあんまり気にしていないみたい。

とりあえず安心して、ジュースを挟んで向かい合うけど

案外顔が近くて恥ずかしい。

『おいしい～♪ 』

なんて言って Aは喜んでいるけど。

『 …あっ！ねぇ、ひか！見て！』

突然立ち上がったかと思えば、空一面に花火が上がり

音を立てながら綺麗に咲いている。

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