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入学式が終わって自分達のクラスに戻った。
わいわいしてたけど先生が入ってきてみんな自分の席に戻った。
女の先生だった。眼鏡をかけていて美人な先生。さっと周りを見渡して喋り始めた。
先｢今日からこのクラスの担任になる、夏目優里よ、1年間よろしくね｣
すると男子の方から歓声が上がった。
男｢夏目先生！！よろしくお願いします！！！ ｣
女子はというと
女｢すっごい美人…よろしくお願いしますっ！｣
親しみやすい優しい先生だった。
なんと、夏目先生は24歳らしい。
彼氏はいないとか。男子共が食いついて
私はそんな話を聞きながら隆弘のことを考えてた。
♪キンコーンカンコーン…
いつの間にかチャイムが鳴ってて夏目先生もいなくなってた。
みんなもう帰り支度をしてるようだった。
伊･宇｢A〜！！！！！｣
それと同時に後ろから2人が抱き着いてきた。
｢おわっ！びっくりするじゃん！｣
2人に文句を言いながら笑う。
伊｢だって？｣
宇｢ねえ？｣
2人は笑いながら私から離れた。
｢なによ〜！｣
私は振り返ると2人は意味深に笑ってた。
｢ちょっと！なんなのその笑顔？(笑)｣
宇｢ふふっ、Aが〜｣
伊｢恋してる乙女ですっていうオーラが｣
伊･宇｢全開だから！！！｣
｢何がそんなに面白いのよ！てかそんな人いないし！｣
私が不貞腐れた顔をすると2人は、まだ面白がっている様子で話しかけてくる。
伊･宇｢ごめんって(笑)｣
全然ごめんって思ってなそうに謝る2人。
2人だから許すけど。
宇｢で、誰なの？？｣
｢え？何が？｣
伊｢だーかーらーAの好きな人！｣
｢や、やだなあ！そんな人いないって！！｣
笑って誤魔化すが2人はまだ疑いの目を向けてくる。
伊･宇｢嘘つくな｣
ひっ、怖い…。
教室にはもう私達3人しかいなかった。
私は仕方なく隆弘のことを話した。
2人は真剣に話を聞いてくれた。
自分の恋愛話を滅多にすることないから恥ずかしいなあ…。
宇｢隆弘？って、Aの幼なじみだっけ？｣
｢そう｣
宇｢にっしーか｣
｢うん｣
伊｢私そんなにも片想いできないわ(笑)｣
｢私だって辛いの〜｣
伊｢協力してあげようか？｣
宇｢千晃！それいいじゃん！！｣
伊｢でしょ？私って天才！！｣
宇｢よっしゃ！！そうなったらまずは偵察ね！｣
伊｢明日お昼休みにでも行こう！！｣
宇｢そうしよう！｣
｢え？｣
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作者名：ぱ る . | 作成日時：2017年10月14日 22時
