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鏡の言葉に仮面の男は勿論、その他の青年達までもが固まった。
当の本人であるメイサは訳が分からずに首を傾げるばかりだった。
有り得ない、やら、やっぱり特待生とか無理だろ、という声が上がる。
「...帰る場所がない...先程の少女もそうでしたね...貴方ももしや...別の惑星や世界線から召喚されてしまった人間...
まあ良いでしょう、後で寮の紹介を各寮の寮長からしてもらって...
取り敢えず...入学式は終わりです!!各寮へ順番に帰ってください。」
仮面の男はパンパンと手を叩き、生徒達に帰るように促した。
先頭の青年達(約一名タブレット参加)が後ろに並んだ新入生達を引き連れて入学式会場から各寮へと帰っていった。
「...さて。異世界から来た可能性があると言う事は私の事も知らないのでしょう。
お互いに自己紹介をしましょう。
私はディア・クロウリーです。このNRCの学園長を勤めております。」
「...メイサ、メイサ・ロウルよ。」
宜しくね、と付け足してメイサは手を差し、学園長と握手を交わした。
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