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まったりさん。 ( 緑 ) ページ9

( # # Keito.O )

今日は、彼女のAと久しぶりに休みがかぶった。
カフェ巡りでもしようか ‥ 、なんて考えていたけれど

圭「 ……まじかよ」

朝俺が目が覚めたときには、もう朝ではなくて。
時計は午後３時を指していた。

圭「ねぇ、起きて？」

試しにAを揺すってみるが反応なし。
疲れているのかとベッドから降りようとすると、

降りようとする俺の手を Aが握った。

圭「 …ん？ A 、起きた？

って寝てるし。動けないじゃん、俺。(笑) 」

『 …………けーと、 ……すき』

圭「どんな夢見てんだよ。

俺も、

……だいすき、だけどね？」

くすっと笑い Aの頭を持ち上げ俺の腕のところに
乗せると、うっすらと Aが目を開けた。

圭「あ、起きた？」

『 ……ん、起きた。おはよう圭人。』

目をこすりながらふにゃっと笑うAが可愛くて
思わず俺も笑ってしまう。

『 …なに笑ってるの』

にやにやが隠しきれない俺を見て不思議そうなA。

圭「べつに？あ、カフェ。行けないかも」

『 ……えー、どして…って。

今３時？！』

時計に目をやったのか時間を見てガックリ肩を落とすA

圭「もうさ、今日はゆっくりしよっか？」

『 …え、でも。カフェ』

圭「俺 Aと一緒に居れればカフェじゃなくても
どこでもいいよ？

家でまったりも、 Aとならいくらでも出来る」

『 …今度のお休みは、一緒にケーキ食べに行こ？

今日は、ずーっと圭人とくっついてる！』

そう言うと更にぎゅって抱き着いて来た。

どんなけ辛いことがあっても、

俺はAのこの笑顔が見られたら、

頑張れるような気がした。

まったりカレカノさん。

# #

久しぶりの更新となりました！すみません。

初の圭人くんの短編です。柔らかい感じに仕上げたい思いからすっごいゆるくなりました(笑)

最後は、薮くん × ◯◯！ある程度どんなのにするか
決めているのでこれもまた書いていきたいです！

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