検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:12,931 hit

幼 馴 染 み ( 黄 ) ページ7

( # # Hikaru.Y )



幼なじみのAから 、 久しぶりにご飯でも行こうよって連絡が来たのは 、 一週間くらい前のことで。



断る理由なんてない俺は 、 オフの日を伝え、
今日会うことになった。




『 ひかる〜! ごめんね 、 遅くなっちゃって。



久しぶりだね 』



そう言って 走ってくるAは 、
昔の幼なじみの可愛いAではなくて 、
もうすっかり 綺麗な女の人になっていて。



俺の心臓が ドクっと言ったのがわかった。




光「 …おう 、 久しぶりだな 」



『 光 、 すっごい人気だね!!


わたし時々 ヒルナンデスとか歌番組見てるよ♪ 』



無邪気に笑う Aは俺の知っているAのままで
俺が大好きな 八重歯を見せてニコッと笑った。




光「 …なんかさ 、



綺麗になったな? 」



俺の言葉に みるみるAの顔が赤くなっていく。
それに気付いたAが顔を手で隠そうとする。



光「 隠すなよ 」




その隠そうとする手を握ると 、



『 …光のバカ 、 なんで急にそんなこと言うの 』


と 、 真っ赤な顔で俺を睨んだ。



光「 ……なんでって。


思ったから言っただけ 、 だけど? 」



『 ………、 』



光「 歩くの早すぎな 、



待てよ 」



よっぽど恥ずかしかったのか 早歩きをするA。




『 …ほら 、 もー行くよっ 』


俺の言葉に頬を膨らませながら 、 さっきよりも遅く歩いて 、 個室のある居酒屋に向かった。




# #




光「 おーい 、 A。


飲むペース早くないか? 」



そう言ったときにはもう遅く 、 ほとんどもう酔いつぶれている状態だった。




『 …べつに 、 ……わたし 酔ってないもん 』


真っ赤にした顔で ふにゃっと笑うAは 、
幼なじみの俺から見ても可愛くて 、



光「 …知らねーぞ 、 俺じゃなかったらお前絶対に手出されてんぞ 」



我慢をするのも限界だったけれど 、出来るだけ平常心を保とうと Aの頰に水の入ったグラスを当てる。



『 …ひやぁ!冷たっ…


でも 、 冷たくて気持ちいいねー 』




光「 …ったく 、 」



溜め息をつくと 突然ずっしりとする俺の肩。




光「 ……A? 」


ふにゃっとした顔で 俺の肩に頭を乗せて 静かに寝息を立て始めた。



光「 …お酒 、 苦手なら言えよな 、


ばかA 」




コツンっとおでこを軽く叩いた。




『 ……ん、…ひか…る 、 』




光「 …あー 、 もうっ 」






# #

* * *→←毒 舌 か っ ぷ る 。 ( 桃 )



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
61人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , ジャニーズ , 甘々
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

野球チームのマネージャー - 薮くんのお話好きです! (2017年12月2日 20時) (レス) id: a4a13095dd (このIDを非表示/違反報告)
シ ナ モ ン ロ ー ル . 。(プロフ) - すいきっちょりぽんぬさん» 遅くなってしまいすみません!書かせて頂きますね♪ (2017年10月27日 20時) (レス) id: 3609ca3214 (このIDを非表示/違反報告)
すいきっちょりぽんぬ(プロフ) - 変態な伊野尾くんが、下ネタギリギリのことを彼女に連発して困らせる、っていうのが見たいです(笑) (2017年9月20日 18時) (レス) id: b4274e28eb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シ ナ モ ン ロ ー ル . 。 | 作成日時:2017年7月27日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。