一 目 惚 れ な ん て 、 ( 赤 ) ページ14
( ## Ryosuke.Y )
なんだか 朝早くに目が覚めてしまい 、
久しぶりに
涼「 朝の空気 、 目覚めてると気持ちいいな〜 」
そんなことを考えながら 歩いていると 、
空が突然 興奮気味に吠えた。
涼「 …空? どしたの? 」
珍しい行動に 驚いていると 、
向かい側から ポメラニアンを連れて歩く女の人。
隣を通ろうとすると 空がすりすりと 、
ポメラニアンに 近寄っていった。
涼「 ちょ 、 空! ……すみません 」
頭を下げ 顔を見ると 、
顔立ちの綺麗な女の人が にこっと笑った。
なぜか高鳴る鼓動。 なんだこれ 、
『 大丈夫ですよー!
プードル 、 可愛いですね♪ 』
そう言って 空の頭を よしよしっと撫でる。
涼「 …ポメラニアン 、 ですよね? 」
『 はい! 』
多分女の子なのだろう。
可愛いピンクの服に リボンが付いていた。
涼「 名前 、 なんて言うんですか? 」
『 メルって 言うんです!
この子は? 』
涼「 空って書いて くうって 言います 」
『 素敵な名前ですね♪ 』
そう言って 笑う 朝日に照らされた 彼女の顔は 、
とても 綺麗で 見とれてしまう。
涼「 …メルちゃんも 可愛い名前ですね 」
空も メルちゃんが気に入ったのか 尻尾を振って
じゃれあっている。
『 ふふ 、 もう仲良くなってる 』
涼「 あの 、 …名前なんて言うんですか? 」
『 わたしですか? Aって言います。
貴方は? 』
涼「 ……涼介です 、 」
『 涼介くん 』
Aさんに 名前を呼ばれると 、
なんかいつも聞いている響きでさえも 特別な気がして
また 、 胸が高鳴った。
涼「 …また 、 会えますかね 」
『 わたし いつもこの時間帯に 散歩してるので 、
会えると思いますよ!
メルも空が気に入ってるみたいだし 、
会えるといいですね 』
早起きは三文の得って言うけれど 、
まさにそれだな なんて思った。
それから 色んな話をして 、
知ったのは この辺りに住んでいることと 、
年が俺と同い年だと言うこと。
話終わる頃には お互いに タメで話していて 、
少し 、 距離が近付いた気がした。
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野球チームのマネージャー - 薮くんのお話好きです! (2017年12月2日 20時) (レス) id: a4a13095dd (このIDを非表示/違反報告)
シ ナ モ ン ロ ー ル . 。(プロフ) - すいきっちょりぽんぬさん» 遅くなってしまいすみません!書かせて頂きますね♪ (2017年10月27日 20時) (レス) id: 3609ca3214 (このIDを非表示/違反報告)
すいきっちょりぽんぬ(プロフ) - 変態な伊野尾くんが、下ネタギリギリのことを彼女に連発して困らせる、っていうのが見たいです(笑) (2017年9月20日 18時) (レス) id: b4274e28eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シ ナ モ ン ロ ー ル . 。 | 作成日時:2017年7月27日 23時