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神山side
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一瞬、何が起きているのか分からなくなった。
耳に入って来たのは女子生徒の悲鳴。
眼に入って来たのは赤く塗られたアスファルトと一人の少女。
何を思ったんだろうか俺は
｢ A…？ ｣
生徒達の注目の的になっている少女を抱き締めた。
重岡 ｢ 神、ちゃん…？ ｣
しげの声なんか聞こえなかった。
抱き締めている少女を離したくなかった。
｢ おはよう、A。 ｣
｢ ほら、はよ起きんと遅刻やで。 ｣
重 ｢ え？ ｣
｢ 何時も遅いしげより遅くてええの？ ｣
｢ しげに1ヶ月はイジられるぞ〜 ｣
重 ｢ 神ちゃん… ｣
｢ ほら、しげも何か言いや ｣
｢ このままじゃA、起きんよ ｣
重 ｢ 神ちゃん！！ ｣
｢ 嫌や、絶対離さんから！！ ｣
｢ 今日も一緒に料理の練習するんよ ｣
｢ 約束してんねん！！ ｣
どのくらい経ったんだろう。
抱き締めてた少女は居なくなってた。
代わりに俺の制服と体は赤く塗られていた。
この時ふと聞こえた笑い声。
きっと、先生なんでしょう ___________ ？
続く
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作者名：名もない物語 | 作成日時：2019年2月20日 23時
