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# ３ ページ4

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手当して貰った後は何もなくて




｢ Aのご飯上手いわぁ ｣


『 舐めんといて、誰の婚約者やと思うてん 』




いつもより少し遅めな朝ごはんをとりながら




『 シゲの婚約者やで？笑 』




ふざけて笑って




｢ なぁいつまでシゲ呼びなん？ ｣




ふいに流星がいつかのラジオで話してたこと思い出して




｢ リピートアフターミー！シゲ！ ｣


『 そこはだいきやろ！ 』




またふざけてって

さっきのは気の所為やったんかな

なんて忘れかけていた頃




｢『 ごちそうさまでした〜 』｣




イスから立ち上がろうとした時




( ん、？ )




一瞬また力が入らへんかった




『 ？ .. さっきので足痛いん？ 』


｢ ちゃうで？やっぱここは夫として嫁からお茶を貰おうかなと思うてん ｣




亭主関白か！なんて

可愛いツッコミをまた眺めながら

心はざわめき始める




さっき転んだのも今のも

俺がちょっとおっちょこちょいなだけや




( 大丈夫、何もあらへん )




柄にも無くひたすらそう繰り返した

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作者名：@。 | 作成日時：2019年2月17日 22時

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