検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:19,491 hit

# 20 ページ21

.




凄く緊張しながら運転していたのを今でも覚えている

ずっと外で待ってくれていたのか

彼女の姿が見え、大きくなるに連れて




( ほんま心臓煩い )




心臓の音は大きくなっていく




「 中で待っててくれて良かったのに 」


『 乙女心ってやつやで? 』




そう笑う彼女から本を受け取り、

ドライブしよやって車に乗せて

今思えば怪しいヤツやな俺




『 どこ行くんー 』


「 テキトーやテキトー 」




なんて言いつつ、寒いのに海辺へ向かって

車の中から星空と海を眺めた




「 1回しか言わへんからな。 」


『 .. うん 』




真剣な顔と声

察してくれていたんだろう




「 これからたくさん迷惑かけるかもしれへんけど、幸せにします。俺と付き合ってください 」


『 はい!もちろん! 』




返事は即答だった




「 もうちょい悩めや 」


『 無理やろ、うちがシゲの事好きなん知ってるやろ 』




なんて笑って唇を重ねた

# 21→←# 19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
151人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:@。 | 作成日時:2019年2月17日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。