三十三話 ページ37
『久しぶりだな、神。』
「覚えててくれたんだね。久しぶり、Aちゃん。」
体を起こし、神の方に体を向ける。
そう、神には言ってやりたいことが山ほどあるんだ。
『何で能力が変わってるんだ？』
「ごめん。それは俺のミスだよ。」
ふぅん。
まぁミスは誰にでもあるし、繰り返さなけりゃ良いことだ。
『何で神がここにいるんだ？』
「Aちゃんの能力チートにしたら責任問われちゃって。神界追放されちゃった。」
へぇ、可哀想。
それで態々平々凡々なこの世界にいらっしゃったと。
『ほんと、笑えるな。』
「ん、失礼だよ。今は先生なんだから。」
『おっと、すまないね。』
仕方ないよな、出会いがあんなだったし。
で、神はめでたく保健室勤務か。
時計を見てみると、すでに十二時だった。
はぁ、どれもこれも首絞められたせいだな。
『そうだ、ここに私を連れてきたのは誰だ？』
「コネシマだよ。」
なんなんだアイツ。
急に首絞めてきたかと思えば保健室に連れてくるなんて。
一体何がしたいんだよアイツ。
『なぁ神、今日もうここにいていいか？』
「いいよ、Aちゃんなら大歓迎〜！」
飴ちゃんいる？なんてふざけたこと抜かしてるが、これでも一応教師か。
また一つ、面倒が増えたな。
いや、
『神、またサボりに来ていい？』
「いいよ〜！」
利用価値は最高にあるじゃないか。
とりあえず、寝よう。
今日はすでに色々あったし疲れたな。
＿
「あ、寝ちゃった。」
ふふ、可愛いね。
自分がいつのまにか騙されてることも知らないで。
俺がミスするなんてそんなわけ！
俺はAちゃんの為に、態とやらかして態とこっちに来たのにさぁ。
あはは、もう、可哀想！
俺はまだ神としての能力を隠し持ってる。
そう、心を読む能力を！
Aちゃんを殺しかけたコネシマは許せない。
もちろん、Aちゃんのお兄さんの粛正対象にしてあげる。
可愛い可愛い神の愛し子。
俺はずっとAちゃんに会いたかった。
Aちゃんに会いたいなんて神の都合で、大天使の愛は打ち砕けたよ！
可哀想、可哀想。
Aちゃんは、俺が救ってあげるからね。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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うっせぇわ
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レインコート(プロフ) - アイホートの雛さん» レインコート、復活いたしました！復活のきっかけはアイホートの雛さんのコメントと言っても過言ではありません！ご愛顧ありがとうございます！ (4月15日 16時) (
レス) id: 322d14085a (このIDを非表示/違反報告)
アイホートの雛 - 普通に性癖に突き刺さりすぎて血反吐はいて死にそうです。続きが見たいので更新してクレメンス。頼むからァァァ!‼‼‼‼ (3月18日 11時) (レス) @page35 id: 4305638c84 (このIDを非表示/違反報告)
匿名Y - レインコートさん» どういたしましてにぇ！また明日にぇ！ (1月22日 21時) (レス) id: 6c62703019 (このIDを非表示/違反報告)
レインコート - 匿名Yさん» あざっす！明日しーさん達と学校で集まるのにぇ！ありがと！ (1月22日 20時) (レス) id: 1a90f164f5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名Y - レインコートさん» いま、？ (1月22日 20時) (レス) id: 6c62703019 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レインコート | 作成日時：2023年10月15日 11時
