二十七話 ページ29
『ごめんなさい！！学校サボった挙句ゾムと遊んだりなんかしちゃって！！うぇぇぇぇん！！！！』
「本当っすよ！俺らの気も知らないでゾムさんまで惚れさせて！！」
そうなの！？！？
ゾムごめん！！
『悪気は無かったのぉぉぉ！！ちょっと友達欲しかっただけなのぉぉ！！』
「友達なんていらんやろ？それでAの心に傷ができたらどうするん？」
そんなんで傷ができる心なら社畜できないが！？！？！？
諦めよ。お兄様の目には私が赤ん坊に写ってるんだ。仕方ない。
『えぐっ、えぐ、ごべんなさい、えぐ、』
ごしごしと目元を擦り、何とか泣き止んで詳しく説明しようとするも、冷たい濡れハンカチを持ったお兄様に阻止される。
「ほら、目ぇ擦ったら赤くなんで？ごめんなぁ、泣くまで怒るつもりは無かってん。」
『うぅ、お兄様ならゆるすぅ…』
過保護なところを治してくれたらお兄様はかなりスーパーダーリン。正にスパダリというわけだ。
スパダリというより、お母さん？
「しかし、こんな時間なるまで連れ回したゾムは粛清しとかんとなぁ。」
「そうですね。手伝いますよ。」
あー、なんだろう。皇太子の時も焼きそうになってたよね。この人ら。
『うぅ、ゾムごめんよ。しかしこればかりは私達に責任があるぅ。』
「大天使の愛し子と遊んだんすから軽く焼くくらいは妥当ですよね。」
「ふは、せやなぁ。俺らの可愛いかわいい愛し子や。ゾムはしばらくAと接触禁止といこか。」
待って、知らない単語が出て来た。
『え、大天使って何？』
「んー、Aは第二の能力って知っとる？」
『知らん！！』
お兄様は分かりやすく説明してくれた。だがあえてさらに要約する。
第二の能力とは、第一の能力の発現後しばらくしてから現れる能力の事らしい。
お兄様の【大天使】はなんか治癒能力とか出たり羽根生えたり天使みたいな事ができるらしい。
プラス【愛し子】って言うバフみたいなのがあって、その【大天使】を持ってる人に【愛し子】に選ばれると【愛し子】はある程度の危険から守られるようになるらしい。
【大天使】は必ず【愛し子】を作らなきゃいけないらしい。大変だね。
「ふは、俺がAを愛し子にできて良かったわ。」
なんか、すごい過保護なお兄様っぽい能力だなぁ。
『お兄様、私を愛し子にしてくれてありがとね。』
「はは、Aに感謝されるなら大天使も悪くないもんやな。せや、これだけ言わせてな。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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うっせぇわ
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レインコート(プロフ) - アイホートの雛さん» レインコート、復活いたしました！復活のきっかけはアイホートの雛さんのコメントと言っても過言ではありません！ご愛顧ありがとうございます！ (4月15日 16時) (
レス) id: 322d14085a (このIDを非表示/違反報告)
アイホートの雛 - 普通に性癖に突き刺さりすぎて血反吐はいて死にそうです。続きが見たいので更新してクレメンス。頼むからァァァ!‼‼‼‼ (3月18日 11時) (レス) @page35 id: 4305638c84 (このIDを非表示/違反報告)
匿名Y - レインコートさん» どういたしましてにぇ！また明日にぇ！ (1月22日 21時) (レス) id: 6c62703019 (このIDを非表示/違反報告)
レインコート - 匿名Yさん» あざっす！明日しーさん達と学校で集まるのにぇ！ありがと！ (1月22日 20時) (レス) id: 1a90f164f5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名Y - レインコートさん» いま、？ (1月22日 20時) (レス) id: 6c62703019 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レインコート | 作成日時：2023年10月15日 11時
