16.お友だち ページ16
『あぁー、いい話や……』
映像をみて、じーんと感動する。(音聞こえるやつ)
「……ヒント出しすぎちゃったなぁ。」
そう呟いているそらる。一応副会長には見られまいと透明になってたらしい。
するとその瞬間、屋上のドアは開いた。
「すごい！やっぱりいた！まふくんすごい！」
「いやいや、天宮くんの方がすごいよ……！」
なにこの仲良さそうなカップルみたいな人たち。
超可愛いんだけど。()
「おかえり〜。約束通り、お前たちの言うこと何でも聞いたげる」
そらるはそんな二人に、にっこりと笑う。
すると二人は顔を見合わせて、アイコンタクトをしているような風になった。
「……じゃあ、僕たちと友達になってよ！」
生徒会長はにっこりと笑いながらそらるに手を差し出す。
「…………は。」
そらるは訳がわからないと言うように目を丸くし、体を固めた。
「君も、ね？」
『…………へ？私も？』
副会長は私の方をみてクスッと笑い、そう告げる。
私はつい間抜けな声が出てしまい、ポカンとする。
「あれ？勝ったら何でもするんでしょ？じゃあ友達になってよ、ね？」
煽り混じりにそう告げる言葉。でも、そらるは嫌な気分はしてなさそうだった。
まるで、こんなことはじめてと言うような顔。
「……し、仕方ないなぁ。」
『素直じゃないんだから……。』
そう目をそらし顔を赤くして、生徒会長の手を握ったそらる。
私なそんなそらるが少し可愛らしく思えてきて、クスッと笑ってしまった。
「……Aちゃんも、ね？僕のことは、真冬っていって？」
犬がくぅーんと泣くように、副会長は上目遣いっぽい目でそう語る。
私の心はｷｭｳｳｳｳｳｳｳﾝと締め付けられ、母性本能が止まらなかった。
『うん、真冬くん、よろしくね……えへへっ、』
「あ、僕も！翔太っていってね！」
『翔太くん！』
「うむ！」
.
「……お前らなぁ？」
横ではどす黒いオーラを放ったそらるが、私たちを見つめていた。
ひゃー、こわいこわい
「ふんっ、ちょっといいなとか思った俺がバカだった。」
「ごめんって、そらるさん。」
「ふふっ、そらるさんって案外可愛いんですね」
『純度100%のツンデレなんだよ☆』
「○ね」
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ましゅ - そらる吸血鬼えろるすぎやr((( めっちゃ好きです！！ (2022年7月17日 9時) (
レス) @page35 id: de60ba5332 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - 440票目ゲット!シャー↑ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 86451e69dd (このIDを非表示/違反報告)
利闇涙(プロフ) - 初コメ失礼します！めっっっっっちゃ感動しました！とても面白かったです！完結おめでとうございます！お疲れ様でした！ (2019年5月11日 12時) (レス) id: da6ca6fcda (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - 夜空(主にDS)さん» おぉぉぉぉwwありがとう！！wwあんまりやると怒られちゃうかもだから気を付けてね！w(でも小説の感想だからワンチャン大丈夫かもw) (2019年3月30日 0時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(主にDS)(プロフ) - うらたん、いい人だったw吸血鬼、萌えた(萌えはてたわ)私も長々とコメしてるやつにちゃんと返してくれるやのん好きよ← (2019年3月30日 0時) (レス) id: 1e511e327c (このIDを非表示/違反報告)
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