14.仲間割れ ページ14
「……遊ぶって、具体的にどういうことですかね？」
「ルールは簡単、放課後、この学校の校舎ぜーんぶ使って、俺とかくれんぼするの」
「……はっ、馬鹿馬鹿しい」
「良いの？それは負けたとみなすよ？」
「うっ。」
生徒会長は図星をつかれたのか、唸るような声を出した。
一方こっちがわの私と副会長は呆然状態。
「あ、天宮くん！話が……」
「……しょうがないよ。こいつに勝つためには遊びでも何でも勝たなきゃ」
焦り出しているのか、生徒会長と副会長は話し出す。
……え？これ完全、私空気状態だよね？ね？
「……君たちが俺を見つけられたら、俺はなんでもしてあげる。もし俺が勝ったら……」
するとそらるは人差し指で私の方を指し、こう告げた。
「こいつを生徒会に入れてね☆」
・ ・ ・
『はぁぁあああああぁぁあぁあぁ！？！？』
ふざけんじゃねぇ！！！なんで私が陽キャの集まる生徒会に！？……
「……それは、この女の子が生徒会にはいる方が魔物としては有利ってこと？」
「うんうん、そうだねそうだね」
会長の質問に、そらるは適当に答える。
嫌がらせじゃねぇの！？なぁ！？
私が心のなかで問いかけても、そらるには届かない。
「…………いいよ。やってやろうじゃないか。」
そう意気込んでいる生徒会長がいる反面、副会長は落ちこんだ顔で生徒会長を見つめていた。
「……天宮くん……あのね、
.
ぼ、僕は反対、だよ、……」
「は、はぁ！？なんで！？」
「だってだって、こんな力の強い人、勝てるわけないよ……。」
「……どうして？わかんないじゃん。そんなの……」
二人は珍しく言い合いをしている。
生徒会長と副会長は仲良いって聞いたことあるのに……、
「……あらら、仲間割れ？早くしてよ。俺Aとイチャイチャしたいんだから」
『……な、ななっ！』
そらるの突然の問題発言に、私は顔が真っ赤になる。
こいつ！！…………
「じゃあまふくんはいいよ！！」
「………………へ？」
「俺一人でこいつを片付けるから！！」
「オッケー、じゃあ、放課後屋上に来てね」
「受けてたちますよ」
ニヤリと笑う生徒会長とそらるをよそに、副会長は目を丸くして震えていた。
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ましゅ - そらる吸血鬼えろるすぎやr((( めっちゃ好きです！！ (2022年7月17日 9時) (
レス) @page35 id: de60ba5332 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - 440票目ゲット!シャー↑ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 86451e69dd (このIDを非表示/違反報告)
利闇涙(プロフ) - 初コメ失礼します！めっっっっっちゃ感動しました！とても面白かったです！完結おめでとうございます！お疲れ様でした！ (2019年5月11日 12時) (レス) id: da6ca6fcda (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - 夜空(主にDS)さん» おぉぉぉぉwwありがとう！！wwあんまりやると怒られちゃうかもだから気を付けてね！w(でも小説の感想だからワンチャン大丈夫かもw) (2019年3月30日 0時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(主にDS)(プロフ) - うらたん、いい人だったw吸血鬼、萌えた(萌えはてたわ)私も長々とコメしてるやつにちゃんと返してくれるやのん好きよ← (2019年3月30日 0時) (レス) id: 1e511e327c (このIDを非表示/違反報告)
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