3 ページ3
「何考えてるかさっぱりわからないけど、もういくよ?」
『あ、うん!』
私は先に歩いたそらるについていった
……懐かしいなぁ、この通学路
勉強、覚えてるかな
友達の名前、覚えてるかな
先生の名前、覚えてるかな
……いいや、とりあえずついていこう
ーーーーーーーーーーーーーー
ガラリとドアを開ける
「じゃあ俺席にいくね」
そういうとそらるは自分の席に座っていった
すると、
「あ!A!おはよ!」
……その声、その顔、
『棗?……だよね?』
私がそう聞くときょとんとした顔になり、
「なにいってるの?棗だけど、わしのことくろって呼んでなかったっけ?」
『……あ、えと、か、変えてみようと思って!』
「ふーん」
やばい、
とりあえず、未来から来たってことはめんどくさいから黙っておこう
「何ー?そらるんとのラブラブ登校でわしの名前忘れちゃった?」
なんてニヤニヤしながら聞いてくる
『は、はぁ!?なわけないない!私は風流を愛でるというね!……』
「Aが風流を愛でる?世の中不思議なこともあるもんだねwwww」
『わらうなー!』
……久しぶりだ、この感じ
社会人になってからは、人間関係が上手くいかなくて、私は一人だった。
学校は違った。皆優しくて、大好きだった。
なんで忘れていたんだろう
大人になると忘れちゃうもんなのかなぁ……
キーンコーンカーンコーン
「あ、席つかなきゃ!」
『……ねぇ、棗』
私は席にいこうとする棗を引き止める
「ん?」
『私の席って、どこだっけ?』
私の顔が青ざめる
「え」
棗の顔が固まる
「おーい!授業始まるよー!」
やば、先生来たし、
棗は「やべ!」といって、瞬時に席を座った
……あ、空いてる席見つけた、あそこか
私はそこに急いで座り、ギリセーフだった
583人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜空 - はっくんが可愛いって言いましたけど?wwイントネーションはね、わざとだよッ!ww (2018年9月24日 22時) (レス) id: 2f0b93d907 (このIDを非表示/違反報告)
白兎《ハクト》(プロフ) - おいw待って、誰がかわいいじゃwwイントネーションが、ギャルみたいww (2018年9月24日 21時) (レス) id: 7c0fa36322 (このIDを非表示/違反報告)
あほの子 - 私やのちゃんをやのっちって呼びたい!!!!(めっちゃたまごっちみたいw) (2018年9月24日 15時) (レス) id: 6cd14c445e (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - かーわ↑ーいーい↓ー!!!wwww (2018年9月24日 12時) (レス) id: 2f0b93d907 (このIDを非表示/違反報告)
白兎《ハクト》(プロフ) - あーごめんごめんww変換に出てきたから、つい。ね。(*ノω・*)テヘ (2018年9月24日 11時) (レス) id: 7c0fa36322 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:やの | 作成日時:2018年9月13日 7時