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Aside
「!?……」
真冬はきっと、驚いた顔をしているだろう
『真冬と出会ったとき、私、いったよ?
真冬と私に何があっても、
私は真冬が大好きだって
真冬が私のことを、自分のことを嫌いでも、
私は好きだよ、大好きなんだよ』
「!……」
真冬が涙を流す
私は抱き締めるのをやめて、真冬の肩をつかんだ
『2年間も、待たせてごめんね、
迎えに、来たよ』
私も涙を流しながらも、笑顔でいった
「うっ、……遅いよ、A……、
……バカ」
『……うん、ごめん、ごめんね、ずっと待っててくれて、ありがとう』
「うっ、……う、あ……」
私はただ雨のように泣きわめく真冬をあやしていた
ーーーーーーーーーーーーーー
「……そういえば、光くんは?」
『え?あ、置いてった』
「え?」
『え?』
てへ←
「……てか、A濡れてるじゃん」
『あ、はは、走ってたから、へくちっ!』
苦笑いをしながら誤魔化すけど、くしゃみをしてしまう
「あぁ!風邪引いちゃう!……」
すると真冬は上着を私にかけてくれた
『だ、大丈夫、くしゅっ!』
「あ、んと、えと、ご、ごめんね!//」
真冬が目をつむりながら言うと私を抱き締めた
『……暖かい、へへ、』
温もりに目がうとうとして、意識を手放した
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しぐれ - 初めまして!この小説大好きです!これ、途中で君色々移り入ってますか? (2020年8月12日 8時) (レス) id: 0a84bdd9ce (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - 冬音@AtRうらさか好きさん» ありがとうございます!ハハハハハハハハハハハハハハハハ← (2019年1月22日 22時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
冬音@AtRうらさか好き - 感動しちゃたよ ハハハハハハハハハハハ← (2019年1月22日 22時) (レス) id: 41ca598046 (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - 光の光さん» (´・ω・`)いえいえ!男性とも仲良くなりたいです! (2018年9月20日 15時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
光の光(プロフ) - やのさん» 通ってるようなないような…でも、男のことを受け入れてくれて嬉しいです! (2018年9月20日 15時) (レス) id: 7e0a620216 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やの | 作成日時:2018年8月12日 10時