【そらる】素直になりたい。

9章　歌が上手にになりたい。 ページ35

Aside


あれから家に帰り、翌日がたった




彼方は毎度のごとく打ち合わせで家にはいない





家事も終わり、暇だったのでソファでくつろいでいると、最近鳴るようになってきたLINEの通知がﾋﾟｺﾝｯとなった



96猫今からカラオケ行けない!?




カラオケ？……





歌える曲少ないけど、まぁいいや





A別にいいよ




そう送るとすぐに既読がつき返信が来た



96猫じゃあカラオケの前で集合ね!




A了解





私はそう送ると、パッパと身支度を済ませて、外へ出た




ーーーーーーーーーーーー




「A〜！」




96ちゃんがいきなり抱きついてくる





『暑いよ、とりあえずいこ』





「はーい！」




そう元気に返事をすると、私の腰から手を離して上機嫌でカラオケの中にはいった







ーーーーーーーーーーーー




『広い……』




カラオケって地味に初めて←



なんか96ちゃんお金持ちだからフリータイムだわ←





「よし！配信しよう！」





『……は？』






【96猫さんが[リア友とカラオケ！]を始めました】




おいいいいいいい！！！！！！！！




{わこつー！

{きたぜ！

{(｡･д･)ﾉ





「いらっしゃい！今回はタイトルの通りリア友とカラオケだよー！」







なに勝手に始めてんだ！！！！！



{え！？誰！？

{女の子？男の子？

{何て言うの？



「ほら！ひーちゃんって名前で自己紹介して！」





な、なんでひーちゃん……





あ、柊だから←





『……初めまして、なんかひーちゃんって命名されたひーちゃんです。』





{めっちゃしっかりした子きた！w


{ほんとにリア友なのか？www


{声可愛い！！



特にアンチコメントはなく、安心した






「今回はこのひーちゃんと一緒に歌ってくぜ！！最初はわしが！シャルル！！」







するといきなり歌が始まり、96ちゃんがうたいだした



{きたぁぁぁぁぁぁ！！


{シャルル好き！


{96猫のシャルルは最強



す、すごい……






流石歌い手、上手……



「お！みんなシャルル好き！？ならよかった！」



すると２番が流れた



{最高だ……


{excellent！


{控えめに言って神




コメント欄を見ているけど、すごい評価





やっぱり、次元が違うか





96ちゃんも、彼方も、真冬くんも、坂田くんも、うらたんも、全部歌い手さんだ





私がいていいのかな





すると歌が終わった

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