7章 強くなりたい。 ページ22
Aside
『ん……』
重い瞼を明け、見てみると
目の前には彼方らしき部屋
床にはふかふかした感触
手を動かそうとするけど動かせず、今度は足を動かそうと動かすと、ｼﾞｬﾗｯという音が鳴った
私はそんな重い足と手をみて、恐怖を感じた
『……え？、どういうこと？……』
すると、ｶﾞﾁｬﾘとタイミングよくドアが開いた
『あ、彼方！……』
彼方が入ってて、ベッドに乗り近づいてきた
「……いい顔だね、俺がやったんじゃないかっていう信じたくない顔、ふふ、好きだよ、A」
『か、なた？……何、どうしたの』
私は驚きを隠せないけど必死に大丈夫って自分に言い聞かせた
「ん？俺は至って正常だよ？ただ、Aが好きすぎてこうなったってだけ」
そういい微笑む彼方
『……違う、こんなの、彼方じゃない』
私が好きな彼方は……、もっと、もっと、
優しく微笑んで、かっこよくて、輝いてて、
「なにいってるの？俺は正真正銘の一ノ瀬彼方、忘れられるなんて、寂しいなぁ」
なんて、へらへら笑う彼方
私はそれに、恐怖しか感じなかった
「ふふふ、その絶望した顔も可愛いよ
さて、お遊びはここまでにしようか」
すると彼方はポッケからカッターを取りだし、ｶﾁｶﾁと刃をあげていった
『彼方！？な、なにするの！？……』
「何って、俺とAが死ぬだけ、じっくり痛め付けてもいいけど、苦しくならないように死のうと思って」
彼方はそういい、カッターを腕にあげた
やだ……、やめて……
・
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ﾊﾞｯ!
『……はぁ、はぁ、
ゆ、め？……』
周りを見渡すと、私の部屋の景色
それに、私が今起き上がったのはベッドでだ
もし、彼方がそうしようとしたら、
彼方は、私に不安を感じたのかもしれない
私が素直じゃないから？もっと素直になれば彼方はあんな風にならないですむ？
ｶﾞﾁｬﾘとまたドアが開く音がした
「A？って、どうしたの？」
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やの(プロフ) - 星月 - ホシツキ-さん» ごめんなさい！！直しておきますね！ご指摘ありがとうございます！ (2018年10月10日 18時) (
レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
星月 - ホシツキ- - なんか色々検証してみたでワシも膝枕されたいってそらるさんがいってるんですが96猫さんじゃないんですか?間違っていたらすみません (2018年10月10日 18時) (レス) id: daa523d9bc (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - 夜空さん» ですねwwwww (2018年8月16日 0時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - まさかの同じでしたねwwww (2018年8月16日 0時) (レス) id: 2f0b93d907 (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - 夜空さん» 私もですよwwww (2018年8月15日 0時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やの
| 作成日時：2018年8月2日 1時
