【そらる】素直になりたい。

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Aside


ふー、スッキリした、




お風呂にはいると、眠たくなるんだよね




私はソファに座って、テレビをつける




『！？//ちょうど恋愛ドラマのキスシーンじゃん！……//』




テレビをつけると、抱き合っていたカップルがキスをしていた





そういえば、私彼方とキスしたことない……




抱き合ったこともない……




それに手も繋いだことない……





本当によく2年も続いたよ……




多分今年で別れを告げられて、家から追い出されて、実家に帰って、一生独身人生を営むんだろうな……







私、彼方のこと大好きなのに……







『あぁぁぁぁぁぁ！本当やだ』




私は体育座りをしていたので、足と足の間に頭を埋める






『……てか、遅いなぁ、いつもならこの時間に帰ってくるんだけど……』





( ﾟдﾟ)ﾊｯ!





まさか……、浮気！？





そ、っかぁ……あ、ははははは


　



病みそう……







彼方が浮気してたら、他の女性と一夜を共にしてたら



　

リ○カとか自○とかするよ？……






それぐらい大好きなんだもん……





私は携帯をポッケからだして、占いツクールを起動する



占いツクールの夢主ちゃんはほとんど可愛くて、天然で、クールキャラもあるけれど、素のクールキャラだから更にかっこ可愛い





『この夢主ちゃんみたいに、素直で可愛くて、天然だったらなぁ……』









なんて呟くと







・









・









・



「何が素直で可愛くて、天然なの？」








低くて、優しくて、私が大好きな声が後ろから聞こえる






目を見開いて、振り替えると、そこには
　






私の大好きな人がいました







『……あ、彼方、おかえり』





なんだこれ！！クールすぎ！！

もうちょっとさ、「おかえり！お疲れさま！」とかないわけ！？





「ただいま、ちょっと長引いちゃった」





なんて優しく笑う





私は一瞬、そんな顔に見とれてしまった






『……あ、コーヒーとかいる？』




「あ、うん、お願いしよっかな」





『了解』





私はお湯を沸かしてテキパキとコーヒーを作る





「そういえば、この時間に起きてるの珍しいね？寝ててもいいのに」




『……別に、今日は目が冴えてるだけ』




「そっか」




私はコーヒーのカップをテーブルのいすに座っている彼方のもとへ持っていく





私は彼方の相席に座る





なんだろ、怖い




「で、何が素直で可愛くて、天然なの？」

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