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舌を切られてから1週間ほどたった頃。
見覚えのある景色が目の前に広がっていた。
gr｢じゃあな、A。俺たちに2度とその姿を見せてくれるなよ。｣
グルッペンがそう言い、右手をあげたことろで刃が落とされた。
視界が180度まわった。
あぁ、空がきれいだ。
どうやら２回目の人生も失敗してしまったらしい。
酷く澄んだ空を恨めしそうに睨みながらうちは息絶えた。
A｢ｯ、はぁっ、？！｣
また目覚めてしまった。
A｢首っ、！つながってる、。足は、ある、、。耳も、舌もある、。怪我すらしてない、。しかもここは、、自分の部屋、？｣
カレンダーを見た。
A｢処刑の、約１ヶ月前、。｣
どうやらまた戻ってしまったようだ。
しかし前回とは訳が違う。
前回は医務室で目が覚めたのに。
日記を見てみるとどうやら普通に昨夜に寝て起きただけで、何日もたった様子はなかった。
A｢はぁ、、はぁ、、、。｣
自然と息が上がる。
何回この地獄を経験すればいいのだろうか。
いや、まだ今回も同じことが起きるとは決まっていない。
しかし、。
A｢、、お風呂入ろ、。｣
考えてもキリが無い。
酷く汗をかいていたため先にシャワーを浴びることにした。
食慾も無いし、気分も悪かった。
着替えを持って部屋を出るとドアの真ん前に誰かがいた。
kn｢おわっ、びっくりした、。｣
A｢え、コネシマ、、？｣
kn｢お前、大丈夫か？｣
A｢え？｣
kn｢いや、部屋おったら急にお前の叫び声みたいなん聞こえてきたから。｣
A｢ぇ、、あ、あぁ、そういうことか。｣
kn｢なんかあったんか？｣
A｢ううん。夢見が悪くて、びっくりしてもうただけ。｣
kn｢・・そうか。大丈夫ならええんや。でも顔色だいぶ悪いで。飯食えそうか？｣
A｢あー、今日はやめとく。結構気分悪なってもうたんや。｣
kn｢分かった。俺からグルッペン達に言うとくわ。｣
A｢ありがとう。｣
コネシマと別れてシャワールームへ向かう。
そんなに大きな声を出してしまっていたのか。
地下牢に響く言葉は全部無視されるのに、こんな微かに聞こえた叫び声でこんなに心配されるなんて。
A｢気色悪い。｣
何に対してかなんて分からない。
ただそう思っただけ。
いつも通りに時間が流れることが何故か落ち着かない。
いつ呼び出されるか分からない。
そんな恐怖と共に生活を送っていた。
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れぬ - まじでこの作品大好きです…!! (2月13日 18時) (
レス) @page43 id: 0a59a20f0d (このIDを非表示/違反報告)
ずみ - わあああ！！！更新！！！更新来たーーー！！！！！！！きゃーーーー！！！𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬────────── (2月13日 2時) (レス) id: 7407db3b93 (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼き - 次こそは、次こそはってどんどん見てしまう、、、 (1月18日 19時) (レス) @page33 id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念ゴミ(プロフ) - なんか結構だいぶ超好きだわ (1月17日 10時) (レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 多分、ループの終わりは国が滅亡しなかったら、、な気がしてます。ただ、ループの終わりに彼らの中にどんな記憶が残って、ループの終わりに主人公が彼らを信じていられるのかは、、、、わからないですね、、、。 (1月12日 20時) (レス) @page27 id: c71ab18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーるんご。 | 作成日時：2023年12月29日 23時
