6 ※ ページ6
そう言ったゾムはなんの前触れもなく一気に2つの爪を剥ぎ取った。
A｢ぎぁ゛ぁ゛ぁ゛！い゛た゛い゛ぃ゛、、！！｣
zm｢あーあ。もう片方の手は1個しか爪残ってへんやん。はよ言わんAが悪いんやで？｣
A｢あ゛ぁ゛、ゔぁ゛、、。｣
zm｢言う気になった？｣
言う気も何も、知らないのだから。
そう思ってゾムのことを睨む。
どう捉えられたのかは分からないが、ゾムは失血が酷い指に焼きごてを当ててきた。
A｢あ゛ぁ゛？！あ゛つ゛ぃ゛、、！！｣
zm｢うるさいなぁ。失血死しんように止血したってんねんやんか。｣
こんな止血の仕方があってたまるか。
確かに火傷させれば血は止まる。
しかしこいつはどうやらショック死を知らないようだ。
こんなの毎回やられればいつかはトラウマやらなんやらが原因でショック死してしまう。
A｢ぁ゛ぁ゛、、ゔ、、、はぁ、、けほっ、。｣
zm｢とりあえず今日は終わったる。話したくなったらいつでも言うてな。｣
ゾムが出ていった地下牢にはうちの呻き声だけが響いていた。
なんで。
なんでこんな目に合わなあかんの。
ゾムは去り際に猿轡をはめてきた。
これでは自 殺なんてできない。
またこれを処刑まで耐えなければならないのか。
自然と涙がこぼれてきた。
痛いとか、苦しいとか、そういう涙じゃない。
言葉じゃ言い表せない涙。
それから3週間が経過した。
もちろん毎日拷問をうけていた。
担当は日替わりでたまに複数人が来たりした。
ゾムとシャオロンの時は特に酷かった。
どちらも痛めつけるのを快楽と捉える鬼畜のため、情報を吐く吐かないの話なんかじゃない。
裏切り者だから何してもいいみたいな感じで容赦なく痛めつけてくる。
話す隙なんてない。
情報を吐かせる気なんてない。
ただの虐めでしか無かった。
あの2人のおかげでうちは片耳と片足を無くした。
sha｢考え事するような余裕あるんや。お前すごいな。｣
完全に忘れてた。
今日の担当はシャオロン。
シャオロンが来ていたことに全く気づいていなかった。
やばい。
目の前に立つシャオロンはニヤニヤと笑っており、随分と楽しそうだった。
sha｢今日も楽しもうな。｣
髪を引っ張って無理やり顔を上に向けられる。
今日のシャオロンは特に道具と言う道具は持っていなかった。
sha｢まだここ、治ってへんよなぁー？｣
するりと撫でられたのは切られた足の断面。
何をされるか分かったうちは顔がひきつるのがわかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 356人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れぬ - まじでこの作品大好きです…!! (2月13日 18時) (
レス) @page43 id: 0a59a20f0d (このIDを非表示/違反報告)
ずみ - わあああ！！！更新！！！更新来たーーー！！！！！！！きゃーーーー！！！𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬────────── (2月13日 2時) (レス) id: 7407db3b93 (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼き - 次こそは、次こそはってどんどん見てしまう、、、 (1月18日 19時) (レス) @page33 id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念ゴミ(プロフ) - なんか結構だいぶ超好きだわ (1月17日 10時) (レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 多分、ループの終わりは国が滅亡しなかったら、、な気がしてます。ただ、ループの終わりに彼らの中にどんな記憶が残って、ループの終わりに主人公が彼らを信じていられるのかは、、、、わからないですね、、、。 (1月12日 20時) (レス) @page27 id: c71ab18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おーるんご。 | 作成日時：2023年12月29日 23時
