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os｢・・・｣
A｢うちには言えへんことなん、？｣
os｢・・・｣
オスマンは目を伏せたまま何も言わない。
何故だろうか。
まさか本当はうちの事を疑っていたのか？
しかし、それならこんなに焦らす必要は無い。
あの時に助けなければよかったし、ここまでよくする必要も無い。
裏切り者に対しての質問には一切口を開かないオスマンに、諦めのため息をつく。
A｢・・そっか、。言えへんのやったらええんよ。ごめんな、変な事聞いて。｣
os｢・・・ううん。こっちこそ、ごめん、、。｣
変な空気にしてしまったことを後悔する。
オスマンはもう紅茶を飲む気は起きなかったらしく、紅茶の入ったポットは冷めていく一方だった。
os｢・・なぁ、Aちゃん、。｣
重たい空気の中で再び口を開いたのはオスマンだった。
相変わらず重苦しい口を開いて発されたただの自分の名前ですらも変な重さを感じる。
ゆっくりと目を合わせると、オスマンはいつしかの拷問の時のように眉を酷く下げて、涙を流していた。
この顔はよく覚えている。
オスマンは人前で泣くことがあまりないからである。
珍しさからか、嫌でも脳裏に焼き付いていた。
os｢Aちゃんは、、なんで書類の盗み方を知ってたん、？｣
一瞬。
息の仕方を忘れた。
肺が酸素を求めるも、空気の取り込み方が分からない。
息苦しくて視界がぼやける。
1番嫌なタイミングで1番嫌な事態が起こり、1番嫌な質問をされた。
この質問はあの時のオスマンにしかできない。
つまり、オスマンも今までループしていたということだろうか。
しかし疑問しか残らない。
何故オスマンはうちがループしていると分かったのか。
何故今この質問をしてきたのか。
何故オスマンもループしているのか。
os｢ループ、してるんやろ、、？｣
A｢ｯ、、。｣
os｢俺が、これに気づいたんは、Aちゃんの事を拷問してた時や、。｣
オスマンにも確信があるのかループをしていると言い当てて、そのまま話を始めた。
os｢ふと、違和感を感じたんや、。目の前におる傷だらけのAちゃんに妙な既視感があった。その瞬間までは明確な目的を持ってたのに、急に自分の行動に自信が持てんくなった、。その感覚がずっと抜けんくて、1人でこそこそ調べてたんや。そしたら、Aちゃんは悪くなんかないって事がわかった。そんで、それをグルッペンのとこに報告に行こうとした。その時やった、。｣
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れぬ - まじでこの作品大好きです…!! (2月13日 18時) (
レス) @page43 id: 0a59a20f0d (このIDを非表示/違反報告)
ずみ - わあああ！！！更新！！！更新来たーーー！！！！！！！きゃーーーー！！！𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬────────── (2月13日 2時) (レス) id: 7407db3b93 (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼き - 次こそは、次こそはってどんどん見てしまう、、、 (1月18日 19時) (レス) @page33 id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念ゴミ(プロフ) - なんか結構だいぶ超好きだわ (1月17日 10時) (レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 多分、ループの終わりは国が滅亡しなかったら、、な気がしてます。ただ、ループの終わりに彼らの中にどんな記憶が残って、ループの終わりに主人公が彼らを信じていられるのかは、、、、わからないですね、、、。 (1月12日 20時) (レス) @page27 id: c71ab18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーるんご。 | 作成日時：2023年12月29日 23時
