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A｢い゛た゛、、く゛、ぁ゛、、。｣
ショッピくんが居なくなった、うち1人にしては広すぎる暗い部屋にはずっと嗚咽が響いていた。
ヒリヒリとするような、ズキズキとするような。
体の芯をズタズタに切り裂かれたかのような痛みに悶絶する。
苦しい。
辛い。
痛い。
そんなぐちゃぐちゃの感情のせいか、何のせいかは分からないが頬を涙が伝った。
ぽたぽたと傷だらけの太腿に落ちていく。
もちろん傷にしみて痛かった。
しかし、そんなこと気にもとまらないくらいには精神的に参っていた。
A｢はぁ、、は、はぁ、、。｣
｢良いざまだな。｣
息をするのもやっとのうちは人が入ってきていたことに気づかなかった。
そいつは声をかけてきた。
この声はつい最近聞いたばかりだ。
なんとなく予想しながら顔を上げた。
やっぱりな。
A｢シュヴァ、ルツ、。｣
そう。
うちの隊の新兵とか言って挨拶に来たシュヴァルツだ。
こいつだ。
こいつがこのループの原因だ。
もうそれ以外を考えられるほどの余裕なんてうちにはなかった。
A｢おま、の、、せ、、で、。｣
sh｢ははっ。何言ってるか分かんねーよ。｣
そう言って愉快そうに鼻で笑うシュヴァルツ。
何が分からないだ。
お前の耳が悪いだけだろ。
そう言いたくても口は動いてくれなかった。
すると、いつの間にかシュヴァルツは目の前まで来ており、しゃがみこんで目線を合わせてきた。
そして話し出した。
sh｢ここの幹部たちは全員無能のポンコツ野郎だな。こんな奴らの国がなんで大陸一とか言われてるんだ？そんな肩書きつけられて恥ずかしくないのか？｣
バカにするようなおどけた声色で煽り立ててくる。
しかし、不思議と怒りは湧いてこなかった。
大陸一と呼び声高いことをバカにされるのはイラッときたが、それ以外のことは正直言って共感出来た。
無能でポンコツな幹部たち。
写真の偽造にも気づけないし、都合のいい情報だけを鵜呑みにする。
1度疑ったら認めるまで聞く耳を持たないし、扱いはゴミ以下。
そしてうちはそれから逃げようとしない。
何度でも逃げるチャンスはあった。
どのループでも疑われて拘束されるまでにいくらでも時間はあった。
なんだ。
無能はうちだったのか。
A｢おまえ、は、なん、かいめだ、？｣
sh｢は？｣
A｢はは、なんだ、。｣
sh｢何の話だよ。｣
A｢おまえに、は、かんけ、いな、い、。｣
sh｢ﾁｯ。調子に乗りやがって、！｣
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れぬ - まじでこの作品大好きです…!! (2月13日 18時) (
レス) @page43 id: 0a59a20f0d (このIDを非表示/違反報告)
ずみ - わあああ！！！更新！！！更新来たーーー！！！！！！！きゃーーーー！！！𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬────────── (2月13日 2時) (レス) id: 7407db3b93 (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼き - 次こそは、次こそはってどんどん見てしまう、、、 (1月18日 19時) (レス) @page33 id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念ゴミ(プロフ) - なんか結構だいぶ超好きだわ (1月17日 10時) (レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 多分、ループの終わりは国が滅亡しなかったら、、な気がしてます。ただ、ループの終わりに彼らの中にどんな記憶が残って、ループの終わりに主人公が彼らを信じていられるのかは、、、、わからないですね、、、。 (1月12日 20時) (レス) @page27 id: c71ab18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーるんご。 | 作成日時：2023年12月29日 23時
