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翌日。
地下牢に現れたのはショッピくんだった。
しかし、うちの知るショッピくんとは何か様子が違っていた。
どこかのチワワのように感情のない目をしていて冷たい。
その真っ黒な瞳に、うちは写っていなかっただろう。
黙々と何かを用意するショッピくん。
もしかして、他のみんなに信用が残っていることと関係があるのか？
他のみんなとショッピくんは真反対の反応を見せるとか？
しかし、それでは意味が通らない。
そんなふうに頭を使っていると急に視界が右の方へ移り、首が90度回った。
これは、左頬を叩かれたのか。
shp｢・・へぇ。結構な力でぶっ叩いたのに無反応って、AさんってドMなんすか？｣
打撃に対して全く反応しないうちに興味を示さなかったショッピくん。
手にはなにかの薬品の瓶を持っている。
しかし驚いたな。
まさか痛覚が死んだのか？
左頬は未だに全く痛まないが、熱は持っている。
きっと腫れているだろう。
痛みを感じないうちは目を白黒とさせたが、お構いなしにショッピくんは問いかけてくる。
shp｢言うなら早めの方がええですよ。あんたがやったんですよね？｣
A｢うちじゃないよ。｣
shp｢ふーん。そっすか。｣
つまらない、とでも言うかのような反応を示したショッピくんはなんの前触れもなく薬品をぶっかけた。
そこで異変に気づいた。
痛い。
痛い。
熱い。
痛い。
痛い。
痛い。
熱い。
痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。
A｢あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛？！｣
shp｢なんや、ちゃんと痛がれるやないですか。｣
皮膚を無数の針で貫かれているかのような鋭い痛みが身体中を襲った。
目を向けると、既に悲惨な状態だった。
少しかかっただけでも皮膚が熔け、焼け爛れたかのようにぐしゃぐしゃになっていた。
shp｢で？まだ言う気は無いんですか？｣
A｢う゛あ゛ぁ゛、。｣
shp｢聞いてますかー？｣
えいっ、なんて言ってまた薬をかけてくるショッピくん。
可愛くもなんともない。
熱い、痛い、痛い、痛い、熱い。
この感覚の繰り返しに頭が湧きそうだった。
何も考えられない。
ショッピくんが何か言っていても聞き取れていない。
痛みで脳が支配されていく感覚はこれが初めてで、今までとはまた違う恐怖を覚えていた。
A｢あ゛ぁ゛？！、い゛っ゛、あ゛か゛、、、。｣
ただただ絶叫し、地下牢の空気を大きく揺らしただけだった。
何に満足したかは分からないが、その日の拷問は直ぐに終わった。
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れぬ - まじでこの作品大好きです…!! (2月13日 18時) (
レス) @page43 id: 0a59a20f0d (このIDを非表示/違反報告)
ずみ - わあああ！！！更新！！！更新来たーーー！！！！！！！きゃーーーー！！！𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬────────── (2月13日 2時) (レス) id: 7407db3b93 (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼き - 次こそは、次こそはってどんどん見てしまう、、、 (1月18日 19時) (レス) @page33 id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念ゴミ(プロフ) - なんか結構だいぶ超好きだわ (1月17日 10時) (レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 多分、ループの終わりは国が滅亡しなかったら、、な気がしてます。ただ、ループの終わりに彼らの中にどんな記憶が残って、ループの終わりに主人公が彼らを信じていられるのかは、、、、わからないですね、、、。 (1月12日 20時) (レス) @page27 id: c71ab18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーるんご。 | 作成日時：2023年12月29日 23時
