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ci｢拷問は幹部以外は携わりません。これは絶対です。なのに普通の使用人が中でAさんを殴ってた。それで確信しました。｣
A｢・・なんで殴られてたって分かるん？｣
ci｢その傷見れば誰だって、。｣
A｢あいつはうちの事なんか殴ってないって言ったら？｣
ci｢え、？｣
A｢うちは殴られてなんかないよ。これはコネシマが来てた時にやられてん。何回も気絶したから殴って起こされててん。｣
全く納得なんてしていないチーノ。
しかしこちらも引けない。
もし今チーノが探りを入れても、おそらくチーノがうちと同じ末路を辿るだけになるだろう。
うちに罪を擦り付けられたと言うことは、もう計画は始まっていて、隙なんてないだろう。
情報戦に長けているオスマンやロボロならまだしも、全く別の部隊のチーノではすぐにやられてしまう。
大切な後輩にこんな思いはして欲しくない。
その一心でつい言葉に力が入ってしまう。
A｢あいつ、ここに来たら仕事の愚痴ばっか言いよるんや。チーノにはそれが苛立った声として届いたんやろ。殴ってるような音は聞き間違いや。現にうちはあいつには殴られてなんかないから。｣
チーノは顔を顰めた。
互いに1歩も引かない。
でも変に落ち着いていた。
そして、チーノが引くことを確信していた。
ci｢・・そう、ですか、、。分かりました、。すみません、変なこと言って押しかけて。｣
暗い顔をしながらとぼとぼと地下牢を去っていった。
良かった。
かなり無理やりだったが、何とか押しきった。
これであの男の矛先がうち以外に向くことは無いだろう。
それでいいんだ。
このループはおそらく、そのためにある。
うちが全て請け負う役なだけであって、みんなが何かクリア出来ればこのループが終わる。
こんな馬鹿げたことでも考えていなければどうにも耐えられそうになかった。
明日の拷問は大先生だったかな。
半ば絶望にも近い諦めたため息を一つついて眠りについた。
ut｢来たよーん。あれ、起きてるやん。｣
翌日。
ヘラヘラとした態度で入ってきたのは記憶通り鬱先生だった。
手には特に何も見当たらない。
腕っぷしはあまり強いとは言えない鬱先生が素手とは考えづらかったが、案の定ポケットから何か取り出した。
取り出したのはライターとタバコ。
ut｢Aちゃんってさ、根性焼きって知ってる？｣
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れぬ - まじでこの作品大好きです…!! (2月13日 18時) (
レス) @page43 id: 0a59a20f0d (このIDを非表示/違反報告)
ずみ - わあああ！！！更新！！！更新来たーーー！！！！！！！きゃーーーー！！！𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬────────── (2月13日 2時) (レス) id: 7407db3b93 (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼き - 次こそは、次こそはってどんどん見てしまう、、、 (1月18日 19時) (レス) @page33 id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念ゴミ(プロフ) - なんか結構だいぶ超好きだわ (1月17日 10時) (レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 多分、ループの終わりは国が滅亡しなかったら、、な気がしてます。ただ、ループの終わりに彼らの中にどんな記憶が残って、ループの終わりに主人公が彼らを信じていられるのかは、、、、わからないですね、、、。 (1月12日 20時) (レス) @page27 id: c71ab18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーるんご。 | 作成日時：2023年12月29日 23時
