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コネシマは数秒の間うちの目を見つめていたが、答える気がないことに気づいたのか、拷問の準備を始めていた。
kn｢一応聞いとくで。これはお前か？｣
A｢違う。｣
互いに分かりきっている質疑応答を機械のように繰り返す。
こちらに見向きもせずに淡々と準備を進めるコネシマ。
ほんとに冷たいな、こいつ。
まぁ、裏切り者が優しさなんて求めちゃだめだろうな。
冤罪だけど。
kn｢血は止まってんのか。｣
A｢いや、ばりばり流れてますけど。｣
さすがに目が節穴すぎて突っ込んでしまったが、そんな冗談を言ってる場合ではない。
今目の前にいるコネシマが持っているのはさっきのと同じ鞭だ。
もちろんオスマンのような慈悲も信頼も欠片も残っていないコネシマはなんの前触れもなく鞭を振り下ろす。
A｢あ゛あ゛っ！ｯ、、。｣
少し時間を置いたからか、徐々に痛みに慣れていた箇所も初期化されており、初めの時の痛みが返ってきていた。
オスマンの時よりも容赦がない。
しかも正確に同じところだけを狙ってくる。
叩き方もできるだけ痛く感じるように工夫されていて、傷だらけの内腿にはかなりきつかった。
A｢い゛っ？！、う゛っ、、あ゛、か゛、、！｣
kn｢・・・｣
淡々と打ち続けるコネシマ。
力を緩める素振りは一切ない。
しかし、何かのタイミングでピタッと鞭打ちが終わった。
急な終わりに顔を顰めているとコネシマは鞭を置いて代わりに薬品の瓶を持ってきた。
ラベルの文字を呼んでゾッとした。
A｢はぁ、、そ、れ、、。｣
kn｢なんや。今からされること分かったんか。そうや、これはハッカや。｣
A｢はぁ、、は、はぁ、、。｣
kn｢そんなに焦っても変わらんぞ。認めたら辞めたるけどな。｣
そう言って大きめのハケにハッカを染み込ませて傷の前まで持ってくる。
匂いだけでもツンとして傷がじくじくと痛む。
すると例のごとく、なんの前触れもなく傷口に塗りたくってきた。
刺すような痛みが襲ってくる。
またいつもとは変わった痛みに悶絶した。
A｢う゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛！！｣
kn｢傷口にハッカは効くよな。しかもこんなにえぐれとるしな。はよ認めた方がええぞ。｣
そんなこと言われてもやってないものはやってない。
しかし、それすらも言葉にできないほどに襲いかかってくる痛み。
A｢い゛た゛っ、？！う゛あ゛ぁ゛、。｣
この後の記憶はない。
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れぬ - まじでこの作品大好きです…!! (2月13日 18時) (
レス) @page43 id: 0a59a20f0d (このIDを非表示/違反報告)
ずみ - わあああ！！！更新！！！更新来たーーー！！！！！！！きゃーーーー！！！𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬────────── (2月13日 2時) (レス) id: 7407db3b93 (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼き - 次こそは、次こそはってどんどん見てしまう、、、 (1月18日 19時) (レス) @page33 id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念ゴミ(プロフ) - なんか結構だいぶ超好きだわ (1月17日 10時) (レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 多分、ループの終わりは国が滅亡しなかったら、、な気がしてます。ただ、ループの終わりに彼らの中にどんな記憶が残って、ループの終わりに主人公が彼らを信じていられるのかは、、、、わからないですね、、、。 (1月12日 20時) (レス) @page27 id: c71ab18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーるんご。 | 作成日時：2023年12月29日 23時
