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部屋に戻ってもいいという許可がおりたことを説明しているとチーノも目を覚ました。
ci｢ｯ、Aさん、！｣
A｢わ、、え、どうしたん、。｣
ci｢もう体調は大丈夫なんですか？痛いとことかないですか？無理してないですか？｣
A｢え、や、、あの、。｣
shp｢Aさんが困ってるやろ。｣
目を覚ましたかと思えば急な質問攻めに動揺してしまい、上手く返すことが出来なかった。
その様子を見たショッピくんはチーノの頭をペシっと叩いて注意した。
そして叩かれたところを抑えながら、いてー、なんて嘆くチーノ。
A｢・・・ふふ、。｣
shp｢あ、今笑いました？｣
A｢え、？｣
ci｢今の笑った顔の方がいいですよ！｣
このやり取りの懐かしさについ笑みがこぼれた。
そんな様子を目敏く見ていた2人はそう言って褒めてくれた。
胸がぽかぽかとしてきた。
全てが久しぶりの感覚。
その後は点滴が終わるまで2人と談笑して、部屋に帰る時には扉の前まで送ってくれた。
A｢はぁ、、。｣
楽しかったはずなのに何故かどっと疲れがきた。
ドサッとベッドに倒れ込む。
するとズキッと左腕に痛みが走った。
痛みを感じる箇所に目を向けると爪がくい込んでいた跡があった。
かなり強い力だったのか所々から血が出ていた。
A｢あぁ、そっか、。うち、怖かったんや。｣
それは自分でつけた傷だと分かった。
2人と話している時、うちは右手で左腕を強く握っていた。
理由は、力を入れていないとすぐに体が震えてしまったから。
怖かったんや。
前のような幸せだと感じる普通の時間が。
傷の手当をサッと済ませてその日はもう眠ってしまった。
｢おーい。Aちゃん、起きとるー？｣
翌朝。
誰かが部屋の扉をコンコンと叩く音と、うちを呼んでいる声で目を覚ました。
寝癖も直さないまま慌てて扉を開けると、そこにはオスマンが立っていた。
os｢おはよう、Aちゃん。もしかして今起きた？｣
A｢うん、たった今。｣
os｢わ、ごめんやで、。せっかくの休みやのに起こしてもうて。｣
A｢全然いいよ。でも朝からどないしたん？｣
os｢Aちゃんさ、髪の毛すごい綺麗にしてるやん？｣
A｢うん。｣
os｢前にいいトリートメントないかって探してたし、少しでもこの休みの間にリラックスできるようにと思って。｣
そう言ってオスマンは綺麗にラッピングされた袋を突き出した。
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れぬ - まじでこの作品大好きです…!! (2月13日 18時) (
レス) @page43 id: 0a59a20f0d (このIDを非表示/違反報告)
ずみ - わあああ！！！更新！！！更新来たーーー！！！！！！！きゃーーーー！！！𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬────────── (2月13日 2時) (レス) id: 7407db3b93 (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼き - 次こそは、次こそはってどんどん見てしまう、、、 (1月18日 19時) (レス) @page33 id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念ゴミ(プロフ) - なんか結構だいぶ超好きだわ (1月17日 10時) (レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 多分、ループの終わりは国が滅亡しなかったら、、な気がしてます。ただ、ループの終わりに彼らの中にどんな記憶が残って、ループの終わりに主人公が彼らを信じていられるのかは、、、、わからないですね、、、。 (1月12日 20時) (レス) @page27 id: c71ab18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーるんご。 | 作成日時：2023年12月29日 23時
