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そしてさらに1週間が経過した。
もう3度目の同じ光景にもはや笑いが込み上げてきた。
A｢あはは、。またか、。｣
gr｢ついに頭がイカれたか？言い残すことがあるなら一応聞いておいてやろう。｣
A｢あぁ、うん、、。｣
この日に舌が残っているのは初めてだったので最後に言葉を残せることに感動した。
もうバカになって上手く動かない頭を使って言葉を紡ぐ。
A｢うち、、みんなと過ごした時間は、楽しかったし、宝物やねん、。｣
gr｢・・・｣
グルッペンは心底どうでもいいと言うような顔でうちの事を見ながらも、言い終わるまで待ってくれている。
変なところで律儀なやつだ。
A｢でも、こんな目に合わせたお前らは、一生後悔して死ねばいい。｣
グルッペンの右手が上がる。
それと対照的に下りてくる刃。
うちの最後の言葉はどれだけの人に届いたのだろうか。
まぁ、最後のみんなの表情を見る限り誰にも届いていないのだろうけど。
これで3回目の人生が終わった。
A｢う゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛？！？！｣
4回目。
4回目の処刑後の目覚め。
気分は最悪。
当然のようにカレンダーは処刑の約１ヶ月前を指している。
shp｢Aさんっ？！｣
ci｢なんかあったんですかっ、？｣
バタバタと慌ただしい様子でうちの部屋に凸ってきた新人の2人。
額には汗が滲んでいた。
A｢はぁ、、は、、あ、ごめん、。大丈夫やから、。｣
shp｢いや、それ聞いてはいそうですか、なんてできませんよ。｣
ci｢顔色が悪いですよ。医務室行きますか？｣
A｢ううん、、。ほんまに大丈夫やから、。｣
何回言っても引き下がらない2人に対して、安心させようと口角をあげて笑った。
しかし何故か2人はうちの笑顔を見て顔を歪ませた。
なんて失礼な後輩たちだ。
そう思ったがそういう事ではなさそうだった。
shp｢笑えてませんよ、。全然、。｣
ci｢引きつってます、。無理せんといてください。｣
どうやらあの拷問の日々のおかげで笑い方を忘れてしまったようだった。
それならもういいか、と、一気に体の力を抜いた。
慌てて支えに来てくれるショッピくんとチーノ。
心配するような言葉をかけてくれているがどうも頭に残らない。
うちの言っていたこともみんなからしたらこんな感覚なのだろうか。
そりゃ聞こえへんわな。
妙に納得したうちは今まで話を聞いてもらえなかったことに対する怒りは自然と消え失せた。
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れぬ - まじでこの作品大好きです…!! (2月13日 18時) (
レス) @page43 id: 0a59a20f0d (このIDを非表示/違反報告)
ずみ - わあああ！！！更新！！！更新来たーーー！！！！！！！きゃーーーー！！！𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬────────── (2月13日 2時) (レス) id: 7407db3b93 (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼き - 次こそは、次こそはってどんどん見てしまう、、、 (1月18日 19時) (レス) @page33 id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念ゴミ(プロフ) - なんか結構だいぶ超好きだわ (1月17日 10時) (レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 多分、ループの終わりは国が滅亡しなかったら、、な気がしてます。ただ、ループの終わりに彼らの中にどんな記憶が残って、ループの終わりに主人公が彼らを信じていられるのかは、、、、わからないですね、、、。 (1月12日 20時) (レス) @page27 id: c71ab18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーるんご。 | 作成日時：2023年12月29日 23時
