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rbr｢あっそ。｣
A｢う゛あ゛？！、、く゛、か゛、、？！｣
rbr｢声をあげられへんって辛そうやなぁ。てか、これそんなに辛いんや。｣
A｢あ゛、あ゛、、か゛、、。｣
rbr｢おーい。意識飛ばすなよー。｣
そんなロボロの声も聞こえないくらいには追い詰められていた。
おそらくここで意識を落としてしまえば水をかけて起こすだろう。
そして今受けている拷問は電流。
水を被ればきっと今以上の苦しみを与えられることになる。
それだけは絶対に阻止しなければ。
なんとか意識を保とうとしたが、いつの間にか気を失ってしまったようだった。
rbr｢おーい。｣
A｢ぁ、、、ぅ、。｣
rbr｢あーあ、気失ってもうた。起こすか。｣
バシャッ。
予想は的中した。
案の定水をぶっかけてきた。
息苦しさから意識を取り戻す。
髪から滴る水は濁っていた。
rbr｢はは、きったな。｣
まるで汚物を見るかのような目で見下ろしてくるロボロ。
そんなロボロが手に持っていたのは鉄の棒。
柄の方を見てみるとコードが数本つながっていた。
おそらくその棒にも電流が通って、それを当ててくるのだろう。
水がかかった今の体なら普通に当てられるよりも辛いだろう。
これで死ねたらな。
そんな願いたくもない淡い希望を抱いた。
rbr｢これは全身にやるやつよりも強いからな。はよ言うた方が身のためやで。｣
A｢かはっ、、、はぁ、、。｣
rbr｢言わんねんな。｣
A｢い゛っ？！？！｣
rbr｢一瞬当てられるだけでもきついやろ？情報渡すだけで助かんねんで？｣
A｢あ゛、、し゛、ら゛な゛ぁ゛？！？！｣
rbr｢それはもういいから。｣
当たり前かのようにうちの声は無視される。
どうやらここの人間には必要なこと以外は聞こえないような都合のいい耳を持っているようだ。
何もかもが否定されて、何も聞いてくれない。
Aというものを国をあげて全否定。
A｢はっ、、かひゅっ、、か゛ぁ゛、、く゛、。｣
体感ではもう半日くらいは電気に当てられ続けた気がした。
しかし、壁にかかっている時計を見るとまだたったの数時間。
拷問を、しかも毎回違う苦しみを味わうものを人生3週分も経験していれば精神なんて簡単に崩壊する。
いつの間にかロボロはいなくなっていたが、うちは見えない何かにずっと怯え続けていた。
ガタガタと体の震えが止まらないし、息も浅い。
涙と汗は止まらないし、鎖のジャラジャラという音でさえも絶叫ものだった。
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れぬ - まじでこの作品大好きです…!! (2月13日 18時) (
レス) @page43 id: 0a59a20f0d (このIDを非表示/違反報告)
ずみ - わあああ！！！更新！！！更新来たーーー！！！！！！！きゃーーーー！！！𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬────────── (2月13日 2時) (レス) id: 7407db3b93 (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼き - 次こそは、次こそはってどんどん見てしまう、、、 (1月18日 19時) (レス) @page33 id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念ゴミ(プロフ) - なんか結構だいぶ超好きだわ (1月17日 10時) (レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 多分、ループの終わりは国が滅亡しなかったら、、な気がしてます。ただ、ループの終わりに彼らの中にどんな記憶が残って、ループの終わりに主人公が彼らを信じていられるのかは、、、、わからないですね、、、。 (1月12日 20時) (レス) @page27 id: c71ab18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーるんご。 | 作成日時：2023年12月29日 23時
